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【たまポチ】目が見えず、耳も聞こえないワンちゃんの散歩

猫ちゃんやワンちゃんとのライフスタイルをサポートするコーナー「たまポチ」
横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院 総看護師長の三橋有紗さんにお越しいただきました。

<相談メッセージ>
ラジオネーム:マーコーさん
14歳・柴犬のエミちゃんを飼っていますが、
目が全く見えず、耳も聞こえません。それでも元気で食欲もあります。
主治医の獣医師から、散歩をよくして、運動させてくださいと言われますが、
目が見えないので、散歩はリードで引きずるように散歩しています。
なんだかかわいそうです。
散歩のいい方法はありますか?何かいい運動方法はありますか?

<三橋さんからのアドバイス>
・シニア犬の散歩は、筋力の維持や運動不足の解消、
 そして、太陽の光を浴びることや自然の空気を感じることでの認知機能低下の防止に繋がります。

・目が見えない、耳が聞こえないワンちゃんの散歩には、その子の性格にあった工夫が必要です。
 目が見えない、耳が聞こえないワンちゃんでも、変わらずに今まで通りグイグイ歩く子もいます。
 その場合は、壁にぶつからないように、足元を踏み外さないよう、怪我に注意をしてください。
 目が見えない、耳が聞こえないワンちゃんの多く場合が、不安からその場で立ちすくんでしまいます。
 その場合は大きく3つのことに注意しましょう。
  ①同じルートを散歩させる ②自信を待たせる ③無理をさせず少しづづ行う
 少しでも歩くことができたらおやつをあげるなど褒めてあげましょう。

・上記を踏まえても、慣れさせるまでには時間がかかるので、
 いっそのこと、抱えるなどして外気と触れ合い、散歩は認知機能低下の防止の為だけと考え、
 運動は室内で行いましょう。
 前足を少し高い位置に置き、おやつを使い顔を上げさせることで、
 後ろ足に重心がかかる良いトレーニングになります。
 室内の全ての行動範囲に滑り止めを設置するだけでも、
 しっかり室内で動くことができ、十分な運動になります。

<三橋さんのリクエスト>
Surfer's Paradise / Def Tech

<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>http://www.nk-inuneko.com/


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