
今日は、横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院
総看護師長の三橋有紗さんにワンちゃんに関するお悩み・ご相談にアドバイスをいただきました。
<今日のメッセージ>
ラジオネーム:ほりさん
14歳になるポメラニアンを飼っています。
人懐こい性格で、元々、家族にはすごく甘えてくる子ですが、
歳をとるにつれて、飼い主の手や足を舐めるという行動がしつこくなってきています。
家にいる時はずっと後を着いて来て、
立って作業をしていれば、ズボンの裾に潜り込んでまで舐めてきますし、
座れば隣に来て、手や腕をずっと舐めています。
「やめて」と言えば、一度はやめてくれるのですが、5分もせずにまた舐めて来ます。
これには何か原因があるのでしょうか?
また、やめさせることは出来るのでしょうか?
<三橋さんのアドバイス>
・舐めるという行動には、愛情・信頼などポジティブな意味があります。
その中でも、手や足を舐めるのは、構って欲しいという意味があります。
舐める行動が急に増えた原因は、環境の変化が考えられます。
コロナ禍でおうち時間が増え、ワンちゃんと飼い主さんが一緒に過ごす時間が増えていた中、
ここ最近、自粛期間が緩和され、一緒に過ごす時間が減り、ワンちゃんが不安になることからと考えられます。
・14歳という年齢を考えると、シニア期の性格の変化が大きく考えられます。
シニア期のワンちゃんは、頑固になる、不安になりやすい性格になります。
認知機能の低下の一つです。不可逆的な変化ですので、完全にやめさせることは難しいです。
したがって、厳しく注意・叱るのは厳禁です。
・日常の中での対処法としては、知育玩具を与える、一緒にゲームをしコミュニケーションをとるなど、
意識を別のベクトルに向けるようにしましょう。
ゲームは刺激になり、脳トレにもなります。
特に、五感を使う、右手・左手 どちらにエサが入っているかを当てるゲームがおすすめです。
<三橋さんのリクエスト曲>
Ka ʻOni A Ka Moku / Na Kama<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>
http://www.nk-inuneko.com/
ハマポチでは、あなたからのお悩み相談メッセージをお待ちしております!
これまでには、、、
ワンちゃんも乗り物酔いをするんですか?
初めてワンちゃんを飼うのですが、気をつけるべきことは?
というような質問・お悩みも頂いています。
日頃のふとした疑問、相談など、なんでもOKですよ!
お名前・性別・年齢、エピソード、
そして、ぜひワンちゃんの写真と一緒にメールで送って下さい!
メールはr847@fmyokohama.jpまで!