今日は横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院院長
布川康司先生にワンちゃんに関するお悩み・ご相談にアドバイスをいただきました。

＜今日のメッセージ＞　
ラジオネーム：ケリーの父
飼っている犬について布川先生に相談があります。
甲斐犬 オスの14歳(名前ラン丸)なのですが、最近行動が変わりました。
寝る、食べる、排便・排尿はしますが、
散歩に行っても近所ですらゆっくり歩き、脚を上げずにおしっこをします。
また、家では徘徊が始まり、そのうち腰が抜け、お座り状態がしばらく続きます。
階段の登り降りは私が抱っこして行なっています。
これからどのように面倒を見ればよろしいでしょうか？アドバイスお願いします。

＜布川先生のアドバイス＞
・甲斐犬は、非常に日本犬らしく警戒心が強く、
　また主人との結びつきが強くなる犬種の為、嫌がる事は極力避けたいものです。

・アドバイスとして最も重要な事は、この子の現在の症状は、加齢によるものだけなのか、
　あるいはどこかに病気があり、それによって状況が悪くなることが考えられるか否か、
　一度かかりつけの獣医師の診察を受けてください。
　そこでもし病気が見つかれば、その治療が最優先と考えます。
　また、大きな異常がなければ、
　今後の治療やリハビリの到達点を主治医の先生と相談して決めましょう。

・具体的な例を上げると…
　①筋力維持の為に無理のない範囲での散歩や運動する
　②怪我の恐れがあるので活動範囲の環境整備（段差や滑り止めの改善）
　③首輪からハーネスへの変更
　④食器を高くして、食事時の負担の軽減
　⑤行動の変化や徘徊が出てきているので、
　　認知機能低下対策に日々の刺激として他の犬との触れ合いや
　　コミュニケーションを取りながらの脳トレゲームなどをする
　
　まずはできることから始めていけばまだまだ楽しい時間が過ごせると思います。

＜布川先生のセレクト＞
Get Back / The Beatles

＜ぬのかわ犬猫病院 ホームページ＞http://www.nk-inuneko.com/

ハマポチでは、あなたからのお悩み相談メッセージをお待ちしております！

これまでには、、、

ワンちゃんも乗り物酔いをするんですか？

初めてワンちゃんを飼うのですが、気をつけるべきことは？

というような質問・お悩みも頂いています。
日頃のふとした疑問、相談など、なんでもOKですよ！
お名前・性別・年齢、エピソード、
そして、ぜひワンちゃんの写真と一緒にメールで送って下さい！

メールはr847@fmyokohama.jpまで！