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【ハマポチ】朝早く吠えるワンちゃん

今日は、横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院
総看護師長の三橋有紗さんにワンちゃんに関するお悩み・ご相談にアドバイスをいただきました。

<今日のメッセージ> 
ラジオネーム:斎藤さん
パグのメス10歳。名前はマロです。
毎朝早く起き、3時~4時頃に吠え出します。参っています。
また、トイレ目的に散歩へ連れ出しますが、1日三回の散歩も好きではありません。
家の中には仕事の道具などがあるため、
ずっとケージの中で飼い、自由運動はさせていません。
食欲はあります。アドバイスお願いします。


<三橋さんのアドバイス>
・毎朝早く起き、3時~4時頃に吠え出す原因は、様々なことが考えられますが、
 今回は大きく3つに分けて解説します。

1. 要求吠え
 お腹が空いた!外でトイレがしたい!散歩へ行きたい!など、何かを要求して吠えています。
 毎回同じ理由で吠えているのであれば、その理由に応じた対策をとりましょう。
 例えば、食事の要求であれば、食事の時間を変える、夜に腹持ちの良いものを与える
 などの工夫です。

2. 無駄吠え
 散歩があまり好きではなく、ケージで過ごしているということから、
 運動不足による睡眠の質が悪くなっていたり、
 運動不足やコミュニケーション不足により無駄吠えに繋がっている可能性があります。
 この場合は、運動量やコミュニケーションを増やしてみましょう。
 しかし、パグは腰痛や股関節痛を起こしやすい犬種の為、
 年齢を重ね、筋肉量の減少、体調不良、体力の低下などで運動を嫌がっているかもしれません。
 この場合はいきなり運動をさせるのではなく、体調を整えるところから始めましょう。
 体調に問題はないが、散歩が嫌いという場合は、散歩の目的を変えましょう。
 散歩はトイレ・リフレッシュの為、運動は室内で行うと割り切り、
 お互いのストレスにならないようにしましょう。

3. 認知機能の低下
 何をしても吠えをやめない、毎回おさまる方法が違う場合は、
 10歳という年齢を考えると、認知機能の低下による睡眠サイクルの変化が考えられます。
 睡眠サイクルの変化は最終的に昼夜逆転につながり、介護も大変になります。
 認知機能の低下が疑わしい場合は、
 日中に太陽を浴びる時間をしっかり作ったり、体を動かしたり、
 また認知機能の低下の進行を遅くするサプリメントを与えるのも良いでしょう。
 ちなみに10歳というステージは、
 シニア期に入り7歳から始まった老化が加速し始めるタイミングです。
 今までになかった機になる様子・行動があれば、
 歳だからとは思わず、積極的に獣医師・動物看護師に相談しましょう。

<三橋さんのリクエスト曲> 
ファンファーレ!/ Hey! Say! JUMP

<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>

http://www.nk-inuneko.com/


ハマポチでは、あなたからのお悩み相談メッセージをお待ちしております!

これまでには、、、

ワンちゃんも乗り物酔いをするんですか?

初めてワンちゃんを飼うのですが、気をつけるべきことは?

というような質問・お悩みも頂いています。
日頃のふとした疑問、相談など、なんでもOKですよ!
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メールはr847@fmyokohama.jpまで!

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