
今日は、横浜市戸塚区にある、ぬのかわ犬猫病院院長
布川康司先生にお越しいただきました。
新型コロナウイルスの影響で、ここ2ヶ月間リモートでご出演いただいておりましたが、
久々にスタジオへお越しいただきました!
先月、国内で14年ぶりに狂犬病が発生したというニュースがありましたが、
今日はこの「狂犬病」についてお話をお伺いしました。
・「狂犬病」とは、全ての哺乳類に感染する病気で、
発病すると治療法がなく、致死率はほぼ100%と言われています。
世界で毎年5万人の人、数十万匹の動物が発病し、死に至っています。
北米では、アライグマやスカンク・キツネ・食中コウモリ、
ヨーロッパでは、赤ギツネ、
発展途上国では、犬や吸血コウモリが、狂犬病の発生源に多くあります。
・予防の為には、ワクチンの接種が非常に大切です。
日本国内では、1950年に狂犬病予防法
(生後90日を過ぎると狂犬病ワクチンを打つことが義務化)が施行され、
飼い犬の登録・ワクチン接種、野犬の駆除などにより1958年以降は発生していません。
しかし、輸入症例(海外で感染し日本国内で発症)はあります。
また、もしも海外で犬など野生動物に噛まれた際には、
急いで傷口を消毒し、最寄りの病院で予防のワクチンを打つことで、
発症が抑えれる可能性もあります。
・毎年4月から6月までは「狂犬病予防注射月間」です。
今年は新型コロナウイルスの影響で
"集合接種"(一度にたくさんの犬にワクチンを与える機会)が中止になりました。
日本での狂犬病の予防ワクチンの接種率は71.4%です。
WHO(世界保健機関)は70%と定めており、日本は目標値を超えていますが、
海外からの野生動物の密輸などによりパンデミックが起こる可能性もあります。
・人間とワンちゃんが共存する社会においてワクチンの接種は非常に大事なルールです。
<布川先生のセレクト>
Get Back / The Beatles
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>http://www.nk-inuneko.com/
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