今日は、横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院
総看護師長の三橋有紗さんにお越しいただきました。

＜今日のメッセージ＞　
ラジオネーム： たのむさく さん
16歳のビーグル、オスを飼っています。
名前は『ムサシ』といいます。
今のところ食欲は旺盛です。
でも…、目が見えなくなってきたのか、壁や電柱にゴツゴツぶつかったり、
家の中で散歩させていても、同じところをグルグル回ります。
目を見ると若干濁っているようにも見えます。
私の考えとしてはあらゆる治療はせずに、自然にまかせるつもりでいます。
また、排泄物は散歩の時にしてくれますが、
たまに家の中でもしちゃうのでそろそろオムツを履かせた方が良いですか？


＜三橋さんのアドバイス＞
・壁や電柱にぶつかってしまうのは、視力低下が考えられます。
　ただ、同じ所をグルグル回る行動は、認知症の可能性があります。
　他にも、ドアにぶつかりバックができない、ドアの蝶番の側から出ようとする
　などの行動は認知症の可能性があります。

・オムツはぜひ履かせてみてください。
　家の中で排泄をすることは、将来的（介護的）なことを考えても大切です。
　ただ、ワンちゃんにもプライドがある為、
　オムツを履くことを嫌がる可能性、
　オムツをしても排泄をしない可能性があります。
　時間をかけて事前に履かせて、オムツに慣れさせましょう。

・オムツを履かせる場合、皮膚炎・膀胱炎などに気をつけましょう。
　こまめに取り替え、清潔さを保ちましょう。

・”シニア犬だからこそ可愛い””シニア犬って最高”
　という接し方が大切です。
　ワンちゃんをシニアになっても愛してあげましょう。

＜三橋さんのリクエスト曲＞ 
犬はアイスが大好きだ / 槇原敬之
＜ぬのかわ犬猫病院 ホームページ＞
http://www.nk-inuneko.com/

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