
今日は、横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院
総看護師長の三橋有紗さんにお越しいただきました。
<今日のメッセージ>
ラジオネーム:つむじは2つ さん
初メールです(^^) うちの可愛い愛犬について相談です。
犬種:柴犬(名前:マロ) 男の子 です。
3月3日で3歳になりました。
ここ一ヶ月くらい前から、
散歩に行った時に突然道路の真ん中で座り込み そのまま横になってしまいます。
(一度横になると10分は動きません、それ以上もあります。)
ちょうど夕方なのでこちらも焦ってしまうのですが、
無理やり動かすのはかわいそうで…。
どうしたらすんなり動いてくれますか?教えてください!
<三橋さんのアドバイス>
ワンちゃんの散歩のボイコットの原因は、5つ考えられます。
⑴散歩による疲労
ワンちゃんがハアハアしたら散歩の適正時間と言われています。
散歩の後半にボイコットするようであれば、疲労の可能性があります。
⑵コースへの不満の訴え
特に柴犬は頑固で意思の強い犬種です。
違う道へ行こうとしたり、帰ろうとするとボイコットをやめるようであれば、
コースへ不満がある可能性があります。
⑶構って欲しい
以前ボイコットをした際に、飼い主さんや道行く人が立ち止まっている
ワンちゃんの姿に声をかけたりし、写真を撮ったりし、
それが嬉しい記憶としてワンちゃんの中に残っている可能性があります。
この経験に味をしめているかも知れません。
⑷恐怖を感じるトラウマがある
ボイコットして止まった道の先での嫌な思いがある可能性があります。
⑸関節炎など身体の不調
膝関節の脱臼や股関節の形成不全など、身体の不調が原因の可能性です。
それぞれの対処法は、
⑴散歩による疲労
散歩時間を短縮しましょう。
ダイエットや体力作りで短縮下くない場合は、
時間は短縮し、散歩の回数を増やしましょう。
⑵コースへの不満の訴え
同じ散歩コースに決める必要はありません。
新しい散歩コースはワンちゃんにとって良い刺激になります。
しかし、目の悪いワンちゃんや臆病なワンちゃんには
逆にストレスになる可能性もあるので注意しましょう。
⑶構って欲しい
ワンちゃんが止まってもリアクションしないことが大切です。
「止まったら飼い主が喜ぶ」という条件付けを打ち消しましょう。
逆に、止まるのをやめたら褒めてあげましょう。
これは、長期的な対処になります。
⑷恐怖を感じるトラウマがある
散歩コースを変更しましょう。
しかし、トラウマの原因が音・モノ・人・他のワンちゃんなど、
これから慣れていかないと困る場合は、無理強いはせず、
おやつなどを上手く使いながら徐々に慣れさせていきましょう。
⑸関節炎など身体の不調
ワンちゃんの3歳は人間でいう28歳です。
ドッグ検診をしてみましょう。
早期発見はワンちゃんの為になります。
<三橋さんのリクエスト曲>
Zedd「Candyman feat. Aloe Blacc」
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>
http://www.nk-inuneko.com/
ハマポチでは、あなたからのお悩み相談メッセージをお待ちしております!
これまでには、、、
ワンちゃんも乗り物酔いをするんですか?
初めてワンちゃんを飼うのですが、気をつけるべきことは?
というような質問・お悩みも頂いています。
日頃のふとした疑問、相談など、なんでもOKですよ!
お名前・性別・年齢、エピソード、
そして、ぜひワンちゃんの写真と一緒にメールで送って下さい!
メールはr847@fmyokohama.jpまで!