
今日は、横浜市戸塚区にある、ぬのかわ犬猫病院院長
布川康司先生にお越しいただきました。
これからの時期、ペットを連れてお花見をする人も多いと思いますが、
春の植物やお花見での誤食が心配…という声もたびたび耳にします。
ワンちゃんが注意した方がいい食事について以前お伺いしたことがありますが、
春の植物やお花見の食べ物などで気をつけた方がいいものはありますか…?
<布川先生のアドバイス>
・以下、注意すべき植物です。ワンちゃんの口に入らないよう気を付けましょう。
チューリップ:
球根の部分に毒性が強く、下痢やよだれなど消化器に症状が出ます。
球根だけではなく花びらでも同じことが言えます。
スイセン:
消化器症状の他に血圧が下がります。
不整脈に繋がり、心臓に病気があるワンちゃんは悪化する可能性があります。
シクラメン:
球根の部分に毒性が強く、発作・痙攣を引き起こします。
カーネーション:
毒性は低いですが、皮膚炎になりやすいです。
アサガオ:
食欲不振を引き起こします。
また幻覚や錯乱というった症状もあり、
見知らぬ人に噛みつく可能性があります。
街中で多く咲いている植物なので気を付けましょう。
・以下、注意すべき食べ物です。ワンちゃんの口に入らないよう気を付けましょう。
プラムや梅干しなど種を含む食べ物:
大型犬の場合、誤飲しても排便の際に一緒に出る場合がありますが、
小型犬の場合には胃の出口に詰まったり、
腸につまり腸閉塞になる可能性があります。
胃の場合は内視鏡で取れますが、腸の場合は手術が必要になります。
ピーナッツ:毒性があります。
チキンの骨:骨が胃や腸に刺さります。
ワンちゃんのことを考えて、食べかすは残さないよう心がけましょう。
<布川先生のセレクト>
D-DRIVE「どこかで春が」でした。
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>
http://www.nk-inuneko.com/
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