
今日は、横浜市戸塚区にある、ぬのかわ犬猫病院院長
布川康司先生にお越しいただきました。
<今日の相談メッセージ>
ラジオネーム:東大一直線! さん
昨年、高齢の大型犬を亡くしてしまったのですが、
晩年は体を動かすのが嫌そうなのを無理して散歩に連れて行ってしまいました。
寝たきりになってしまうのがかわいそうだという想いから判断したことでしたが、
今となっては本当に良かったのか、
もっと良いことができたのではないかと少し反省しています。
そこで、質問なのですが、
犬が嫌がっていなければ高齢の犬でも基本的に散歩に連れ出して良いのでしょうか。
それとも毎日の散歩はかえって良くない事なのでしょうか。
今は元気な小型犬と暮らしていますが、いつかは高齢犬になることを思えば、
次は正しい判断をしたいと思いメールをしました。よろしくお願いいたします。
<布川先生のアドバイス>
・ワンちゃんに基礎的な疾患(重度の心臓病や関節の疾患など)が無ければ、
散歩は必要なことです。
人間と同じようにワンちゃんも歳を重ね、動かないでいると、
関節が硬くなってしまい、寝たきりになる原因になります。
生き物は動かないとダメなのです。
・散歩の注意点は、まず、体調が悪くなければ散歩に連れて行きましょう。
散歩の前に、ウォーミングアッップが必要です。
肩・手首・股関節・膝・足先などを、5分程度マッサージし、
ほぐしてあげると同時に、これから動くことを教えてあげ、散歩の準備をさせてあげます。
・滑りやすい場所や砂利や階段は避け、できるだけフラットで安全な場所を散歩しましょう。
・散歩の時間に決まりはないので、30分でも充分ですし、
10分を2〜3本に分けても大丈夫です。ワンちゃんに合わせてあげましょう。
・アスファルトは暑く、熱中症の危険性もあるので、
散歩の時間帯を考えてあげましょう。朝が望ましいです。
・陽を浴びることでビタミンが分泌し、体に作用します。
メラトニン (睡眠を促す物質)も同じく、陽を浴びることで分泌し、
ワンちゃんが夜にぐっすりと眠れます。ワンちゃんの恒常性の維持につながるのです。
・散歩の際には、水分補給のグッズや広い場所で休めるマットなどを利用して、
快適な散歩ができるように心がけましょう。
散歩を通して、コミュニケーション・スキンシップができます。
<布川先生のセレクト>
Ed Sheeran『 All Of The Stars 』でした。
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>
http://www.nk-inuneko.com/
ハマポチでは、あなたからのお悩み相談メッセージをお待ちしております
これまでには・・・ワンちゃんも乗り物酔いをするんですか?
初めてワンちゃんを飼うのですが、気をつけるべきことは?
というような質問・お悩みも頂いています。
日頃のふとした疑問、相談など、なんでもOKですよ!
お名前・性別・年齢、エピソード、
そして、ぜひワンちゃんの写真と一緒にメールで送って下さい!
メールはr847@fmyokohama.jpまで!
現在、メッセージを送って頂いた方に抽選で
「ペットと泊まれるホテル CARO FORESTA 元箱根ルチア
1泊2食付き宿泊券」をプレゼント!
↓こちらのカーロ・リゾートのバナーの中の
「応募はコチラ」という文字の上をクリックして下さい。