今日は、横浜市戸塚区にある、ぬのかわ犬猫病院院長
布川康司先生にお越しいただきました。

＜今日の相談メッセージ＞　
ラジオネーム： Hiro@astronomy さん
トイプードルを飼っているのですが、
先日、舌を切ってしまい、全身麻酔をかけての手術をしました。
舌は縦に裏側が大きく切れていたそうですが、
原因は不明のままで、獣医さんによれば刃物のようなものでなければ、
そんなに大きく切れないと思うとのことでした。
結局家族では「何か鋭いものでも舐めたのだろう」との結論に至りましたが、
僕としてはまたおきてしまいそうで心配です。
このような誤飲などを防ぐ有効な手立てはあるでしょうか？

＜布川先生のアドバイス＞
・トリミングの時に誤って舌を切ってしまったワンちゃんの
　手術はしたことがありますが、私の経験ではそれ以外はなかなかない事例です。
　あくまで推測ですが考えられるのは…
・ワンちゃんの周りに鋭利な針金の先端など尖ったものをなめてしまった
・ワンちゃん自身の舌小帯の具合がおかしく、
　伸び縮みがうまくいかなくなってしまった
・ワンちゃん自身の下の歯の構造の問題で、
　鋭利な犬歯や奥歯に当たって切れてしまうこと
・引っ張り合いをするタイプのおもちゃや
　噛むタイプのおもちゃが原因の場合などが考えられます。
・考えられる原因を探ってあげて二度目が起こらないようにしてあげてください。
・手術をした後しばらくは舌に負担がかからないようにしてあげたいので、
　ご飯を柔らかくおだんご状にして、飼い主さんが口に運んであげたり、
　ご飯を置く台を高くして飲み込みやすくしてあげたり、
　ちょっと気をつけてあげてください。

＜布川先生のセレクト＞
かりゆし58『アンマー』でした。

＜ぬのかわ犬猫病院 ホームページ＞
http://www.nk-inuneko.com/

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