
今日は、横浜市戸塚区にある、ぬのかわ犬猫病院院長
布川康司先生にお越しいただきました。
<今日の相談メッセージ>
ラジオネーム: てるてるぼーず さん
以前飼っていたミニチュアダックスフントが、
3年前に12歳で心タンポナーデという病気で亡くなってしまいました。
非常に悲しくショックでした。
調子が悪くなってすぐ病院に行って、心臓から溜まった血を抜くなど処置をしましたが、
3日ほどで突然虹の橋を渡ってしまいました。
愛犬家の皆様が同じような悲しい思いをすることがないよう、
心タンポナーデの知識・予防方法や検診の仕方について
ラジオを通して多くの方に知ってもらえるよう番組で取り上げてくれるとありがたいです。
<布川先生のアドバイス>
・心臓は生まれてから死ぬまで動き続ける筋肉のかたまりです。
心臓が動く時に摩擦が生じないように、
心臓の周りには膜(心のう膜)がはられており液体が溜まっています。
・その液体が溜まりすぎてしまい、
心臓が動けず圧迫されてしまう現象が、心タンポナーデです。
・犬の場合は、血管肉腫という、血管にできたこぶが破裂し、
心のう膜に出血が起こってしまう症状が多いです。
また、虫歯の菌が身体中を周り、心臓の機能を低下させ、
血流を悪くすること、心臓の弁膜症なども原因としてあげられます。
・症状としては、最近運動をしなくなった、
突然失神して倒れてしまう…などが挙げられます。
その場合は、早急に病院に行ってください。
・病院で心臓の周りに溜まった血液を抜くことが治療法となりますが、
おおもとの病気を発見することが一番の予防法となります。
・今、症状が出ていなくても、
早期発見がワンちゃんの命を救うことになりますので、
定期的に健康診断に連れて行ってあげたり、
虫歯を治したり、メンテナンスをしてあげてくださいね。
<布川先生のセレクト>
Here Comes The Sun / The Beatles
布川先生、今年もよろしくお願いいたします!
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>
http://www.nk-inuneko.com/
ハマポチでは、あなたからのお悩み相談メッセージをお待ちしております
これまでには・・・ワンちゃんも乗り物酔いをするんですか?
初めてワンちゃんを飼うのですが、気をつけるべきことは?
というような質問・お悩みも頂いています。
日頃のふとした疑問、相談など、なんでもOKですよ!
お名前・性別・年齢、エピソード、
そして、ぜひワンちゃんの写真と一緒にメールで送って下さい!
メールはr847@fmyokohama.co.jpまで!
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