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病を抱えたワンちゃんの長距離移動について

今日は、横浜市戸塚区にある、ぬのかわ犬猫病院院長
布川康司先生にお越しいただきました。

相談メッセージは、伊勢原市 ラジオネーム:シマラン さんから。
しばたさん、先生こんにちは。満12歳のシーズー♀(3.8kg)を
5人目の娘として暮らしています。高齢期に入ってから心臓の病、肺に水が溜まるなど、
処方箋に頼る事が多くなりました。
室内犬として扱い、室温も23度にして過保護かもしれませんが、
大事な大事な娘です。長生きさせたいと思っています。
そこで相談があります。 私の実家が高知県で、
近いうちに帰省したいと思っていますが、交通手段としては、
短時間で移動できる飛行機か、鉄道、 長時間で移動する事になる自家用車となりますが、
高齢犬ですし、病の事もあり、
どちらが身体に負担がないか悩んでいます。連れて行かない方が良いでしょうか?

<ぬのかわ先生のアドバイス>
長距離の移動自体は、飼い主さんがずっと付き添える状況なら可能だと思います。

基本的に心臓が悪いワンちゃんは緊張する状態が長く続くと、
アドレナリンが体の中にたくさん放出され、臓器に対して促進的に働くので
心臓の鼓動が増え、かなり負担が増えてしまいます。
飛行機の移動は、移動時間が短く済むとはいえ、荷物置き場におかれてしまうケースも
あったり、気圧の変動も激しいので、心臓疾患をかかえたワンちゃんは、
控えた方がいいと思います。

電車移動の場合は、かごに入れて足下に置くことになると思いますが、
限られたスペースでストレスを与えてしまうので、
病気で高齢のワンちゃんにはオススメできません。

車の移動は時間がかかってしまいますが、すぐ側で様子を気にすることもできますし、
何かあった場合はパーキングに止まったり、ケージから出したりすることも可能なので
どちらかというとオススメです。

また、シーズーは毛が長く、熱がこもってしまうので毛を刈ってあげると、
熱中症対策にもなりますよ。

でもまずは、長距離移動することを、主治医の先生に相談して、
なにか異変が起こった時にすぐに対応できるように、
知識や、お薬をもらっておくことが大切です。
場合によっては、『安心できる人』または『病院』に預けるということも
多くのメリットがある選択肢と言えるでしょう。

<今週のぬのかわ's Select>

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 街角トワイライト /  シャネルズ
※「お盆のこの時期、学生時代の仲間とあって昔を思い出しました…!」というエピソードともにお送りしました!

<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>

http://www.nk-inuneko.com/


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