ビール講座特別編:ブルックリン・ブルワリー

2024年7月27日のKIRIN PARK CITY YOKOHAMAは、「ビール講座」特別編として、「ブルックリン・ブルワリー」のクラフトビールをブルックリンブルワリー・ジャパンのキムさんにご紹介していただきました!

ブルックリン・ブルワリーはビールづくりの町「ブルックリン」で、1988年に創業したクラフトブルワリーです。
「ブルックリンラガー」はじめ、香り・味あふれるビールを数多く生み出されており、現在では世界30か国以上で愛される、アメリカを代表するクラフトブルワリーです。

ブルックリン・ブルワリーは2017年から日本での販売パートナーがキリンビールになったのですが、その理由として1番大きいのが、キリンビールは2015年から、もっとビールをワクワクしたものにしたい、という想いから、「クラフトビール」に力を入れ始めていたことにあるそうです。ブルックリン・ブルワリーも、「ビールで人を、街を元気にしたい」という思いでビールづくりをしてきたブルワリーなので、キリンビールとバッチリマッチしたんだそうです。

ビールの名前にもなっている、ブルックリンという街についてもお話し伺っていきました!

実はブルックリンという町は、19世紀ごろに多種多様な移民のための個性豊かなブルワリーが多数存在していたアメリカ最大のビール生産地だったんですが、20世紀にはいってから、禁酒法によってほとんどのブルワリーが廃業に追い込まれてしまって、町も活気を失ってしまっていたんだそうです。
そんな1980年代に、創業者のスティーブヒンディは、当時新聞記者でした。かつて活気のあったブルックリンを、またビールで元気な街にしたいという思いだったそうです。今では「アートの町」としても有名になったブルックリンですが、アートや音楽といったカルチャーとのコラボを通じてビールで地域の活性化を支援することにブルックリン・ブルワリーは取り組んできました。

続いて、新しく発売された「ブルックリンパルプアートヘイジーIPA」について伺っていきました。

「ブルックリンパルプアートヘイジーIPA」は、「ポップ・アート」のように誰もが楽しめることをコンセプトに開発されました。
アンディーウォーホルなどで有名な「ポップ・アート」は漫画や身近なものをモチーフにした作品が多いため、身近に感じやすいのが特徴です。
みんなにとって身近で楽しみやすいビールを目指した誕生したのが「ブルックリンパルプアートヘイジーIPA」で、ブルックリンブランドの基幹商品としてグローバルにご愛飲されています。
日本では、今まで東京の日本橋兜町にある「ブルックリン・ブルワリー」の世界初となるフラッグシップ店「B by The Brooklyn Brewery」でのみ提供されていましたが、ご好評を受け缶をコンビニエンスストア限定全国発売、そして飲食店で数量限定で発売されました。 

「ブルックリンパルプアートヘイジーIPA」の特徴は、「濁っている」こと。
また、IPAというビアスタイルで苦みや香りの強いエールタイプのビールで、世界的なクラフトビールブームの火付け役にもなっています!
※IPAについては横浜エフエムのYoutubeチャンネルにもあります

今回の限定発売を記念して、アートプロジェクト「ソノ アイダ」とのコラボレーションイベントを8月1日(木)までの期間限定で「B by The Brooklyn Brewery」にて実施されています。
「ソノ アイダ」さんは、都市の隙間を活用するアートプロジェクトで、アーティスト藤元明さんを中心に、2015年から空き物件や開発前の取壊し予定のビルなどの空間を活用し、さまざまなアーティストたちと、期間限定の展示やイベント企画などで街を活性化されてきました。
ブルックリン・ブルワリーがビールでアートや音楽などのカルチャーを支援しながら、街の再活性化を目指したという部分で共通点があることから活動に共感し、今年から支援を開始されています。そんなアート集団とコラボしたイベントが8月1日(木)まで日本橋兜町のフラッグシップ店で実施されているということで、そちらにもぜひお越しください!

本日の放送を記念しまして、リスナーの皆さんにはブルックリン・ブルワリーのフラッグシップビール「ブルックリンラガー」と今日ご紹介した「ブルックリンパルプアートヘイジ―IPA」をそれぞれ2本ずつ計4本をセットにして5名の方にプレゼントいたします。応募はゴブサタの公式Xのアカウントをフォローして、該当のポストをリポストして参加してください!