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骨髄バンクが繋ぐ命のバトン! 公益財団法人日本骨髄バンク 関根大悟さん&骨髄バンクユースアンバサダー三浦瑠菜さん②

今週は、骨髄バンクに注目!
今夜もスタジオにお迎えしたのは、公益財団法人日本骨髄バンク 広報渉外部 広報チーム 関根大悟さんと骨髄バンクユースアンバサダーの三浦瑠菜さんです!

白血病などの血液疾患の治療のために、骨髄バンクを介した移植を待っている患者さんは、全国におよそ2000人。しかし、移植をするためには、患者と白血球の型が適合するドナーの協力が必要です。
現在、およそ56万人の人がドナー登録をしていますが、白血球のHLAは両親から受け継ぐため、一致する確率は兄弟姉妹で4分の1、血縁者以外では数百から数万分の1となり、適合する人を見つけるのはとても難しい事。

今夜は、改めて、ドナー登録をするための条件のお話から。
ドナー登録は、18歳から54歳までの健康な方。体重は男性45キロ以上、女性は40キロ以上の方で、骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解されている方が条件となります。また、現在治療中の病気がないことや、処方薬を使用中でないこと、さらにいくつかの既往症がないことなど、細かな条件があります。
詳しくは、日本骨髄バンクのホームページ日本骨髄バンク / JMDP 公式 SNSをご覧ください。

ドナー登録は、全国の献血ルームや献血バス、一部の保健所などで可能です。手続きは簡単で、約2mlの採血を行うだけ。献血と同時に登録することもでき、予約不要な会場も多くあります。ドナー登録できる年齢は、18歳から54歳まで。
ドナー登録は55歳の誕生日に取り消し(卒業)となります。
ちなみに、三浦さんのお母様も、15年間登録し続け、先日一通の依頼もないまま「卒業」を迎えられたそうです。現在、登録者の中心は40代・50代。このままでは近い将来、大幅なドナー不足に陥ってしまいます。

さらに、実は患者さんと白血球の型が適合する方が見つかって、ドナーに適合の連絡をしても「連絡がつかない」という理由が4割もあるそうです。これを防ぐためにも、日本骨髄バンクでは、年に2回「バンクニュース」を発行し、登録住所への郵送、さらにショートメッセージによる連絡の確認をされています。
住所不明で連絡が取れないドナーは、患者さんとのマッチングをお休みする「保留」という登録状態になります。登録の保留解除の手続きはご本人にしかできませんので、もしドナー登録している方で、最近郵送しているバンクニュースを見ていないなという方、また、この春にお引越しをされた方は、ぜひ日本骨髄バンクの専用ページにアクセスし、登録情報の確認、更新してください。

では、実際に適合する患者が見つかったら、ドナーはどのような手続きが待っているのでしょうか。
事前に問診票で提供の意志と健康状態を伺ったあとに「確認検査」で血液の検査を行います。安全のため健康基準をクリアした方の中からドナーに選ばれると、「最終同意面談」に。ここではご家族同席のもと、提供する意思確認を行います。その上で採取前健康診断で健康状態をチェックしてから採取に進んでいくということになります。
提供の方法には、造血幹細胞という血を作る元になる細胞の採取方法の違いで、採取の方法が2種類あります。一つ目が「骨髄提供」という方法で、これは骨の中にある造血幹細胞を、腰の大きな骨、腸骨に注射器を刺しまして骨髄液を吸い上げて採取する方法。何度も骨に注射器を刺すため、手術室で全身麻酔をして行われます。そのため3泊4日ほどの入院となります。
そして二つ目が「末梢血幹細胞提供」という方法。アメリカをはじめ海外の多くの骨髄バンクで主流の採取方法で、日本でも血縁者間の移植では9割がこの末梢血幹細胞提供と言われています。白血球を増やす薬 G-CSFの投与を3、4日前から注射をし、両腕に針を刺しまして専用の機器を通して、造血幹細胞だけ取り出したあとに、残りの血液をもう片方の腕に返すという方法。こちらは、3、4時間かけて採取を行います。入院日数は4泊5日から6泊7日程度になります。、G-CSFの投与を外来で行う施設もあり、その場合は1泊2日から3泊4日程度の入院になることもあるそうです。

「骨髄提供」について、ドナーが休みを取りやすいよう「ドナー休暇制度」を導入する企業や、休業分を補填する「自治体助成金」も増えています。

「ドナー登録をしていたけれど、一度も通知が来ないまま年齢制限を迎えた」――三浦さんのお母様のエピソードには、静かな決意と、少しの寂しさが滲みます。登録者の「卒業」が相次ぐ今、なぜ20代・30代の力が必要なのか? そして、実際に提供する際、体にはどんな負担があるのか? 関根さんが語る「二つの提供方法」の違いを知れば、骨髄バンクがもっと身近に感じられるはずです。
放送ではお届けできなかったお話も含め、下記の音声配信から聞くことができます。まずは、「日本骨髄バンク」「ドナー登録」について知ることから始めてみませんか。

公益財団法人日本骨髄バンク
http://www.jmdp.or.jp/

Instagram 日本骨髄バンク / JMDP

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