今週は、環境にやさしいボトル創りに注目!
今夜もスタジオにお迎えしたのは、株式会社平和化學工業所 常務取締役 畠山治昌さんです!!
「株式会社平和化学工業所」では、1991年から、生分解性ボトルの研究開発を手掛け、現在では、廃棄されてしまう様々な素材からもボトルを作る技術開発をされています。
「石でも金属でも、粉にさえできればボトルにできます」
様々な無理難題が持ち込まれても、断らないという畠山さん。
企業の「廃棄物をどうにかしたい」という切実な想いと、畠山さんの「機械が壊れても自分たちで直せばいい」という飽くなき探究心。その化学反応から生まれるのは、アボカドの種や使い古されたシーツを原料にした、世界に一つだけの容器です。
さらに、私たちが「環境に良い」と信じている生分解性プラスチックが持つ、意外なジレンマについてもお話しいただきました。
「ただのエコ」で終わらせない、本気のものづくりの裏側にある、失敗とバランスの物語。
今回も目からウロコなお話ばかり!
「自社で機械を作る」からこそ、無理難題も断らないという畠山さん。
自社で成形機を開発・修理できる技術力があるからこそ、失敗を恐れず新しいノウハウを蓄積し次へと生かされているとお話されていました。
ただ、それでも難しい素材があります。
バイオマスならではの「前処理」の奥深さ。
素材を混ぜるだけではありません。油分が多い種や木材、柔らかすぎて粉砕できない素材、保管中に腐ってしまう廃棄物など、バイオマス素材は一筋縄ではいかないんですね。特にヒノキの精油成分が加熱時に影響を与えるなど、素材ごとの個性を理解し、配合をコントロールするというお話も。
そして、生分解性の落とし穴。「分解速度」と「廃棄量」のジレンマについても。「早く分解する=良いこと」と思われがちですが、実はここが難しいポイント。分解が早すぎると化粧品などの使用期限が短くなり、結果として「使い切る前の廃棄」を増やしてしまうリスクがあると畠山さんはお話してくださいました。
「ただのエコ」で終わらせない、本気のものづくりの裏側にある、失敗とバランスの物語。放送ではお届けしきれなかった、言葉を丁寧に一つ一つ紡いでお話される畠山さんからのメッセージは下記の音声配信から!
株式会社平和化學工業所
https://www.heiwakagaku.com/
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!