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ITで被災地支援! サイボウズ ソーシャルデザインラボ 災害支援チーム リーダー 柴田哲史さん②

東北地方太平洋沖地震から15年。
この間、様々な地域でも災害が起こり、多くの方による支援活動を行われています。そこで、今週は、被災地支援でどのような問題が起こるのか、その解決法について、ソーシャルデザインラボ 災害支援チーム リーダーの柴田哲史さんに伺いました!

サイボウズ災害支援チームは、全国の被災地で災害ボランティアセンターのIT支援を継続的に行っていらっしゃいます。
今夜はどのような支援が実際に行われているのか、詳しく伺いました。

提供: サイボウズ災害支援プログラム

2016年の熊本地震の時に、現地に赴き支援に入られkintone利用しボランティアの活動予約のシステムを作成し活用がスタート。2021年の静岡県・熱海の土砂災害で、今の支援システム 4つのアプリが整理され、それ以降は「熱海パッケージ」として色んなところで使われてきました。その後、2023年のいわき市の災害ボランティアセンターでかなり洗練され、今はその「いわき市モデル」が使われているとのこと。

例えば、昨年8月の2日間にわたる記録的な大雨で被災した鹿児島の霧島市の場合。

提供: サイボウズ災害支援プログラム


柴田さんが現地に入ったのは、2日目。社会福祉協議会がボランティアセンターが立ち上げた初日は100名の方が支援に訪れ、紙に必要事項を記入する受付でかなり手間取ったんだそうです。そこで、柴田さんは、kintoneを使い、ボランティアの受付の仕組み作りから着手します。人数に合わせてQRコードを受付に用意し、ボランティアのみなさんは、それぞれが自分たちのスマートフォンで読み取り、名前や電話番号入力してチェックイン。紙に書いてもらう受付だと、約100人のボランティアで1時間ぐらい待たされてしまうんだそうです。それが、QRコードの受付では、もう5分、10分で終了!クラウド上に全部データが集まるので、紙のリストをエクセルに打ち込む作業もなく、実際の支援活動に時間を使う事ができるようになります。

提供: サイボウズ災害支援プログラム

次に、「ニーズ管理」。こちらはボランティアセンターにかかってきた電話から、困りごとを聞き取り、アプリに住所や名前、必要事項を入力すると、地図上に可視化され、どの地域にどんな支援が必要なのか、と支援へと繋いでいきます。
しかし、被災状況によっては、被災者から電話がかかってことないことも。そこで、アウトリーチが行われ、社会福祉協議会の方をはじめ、ボランティアの方が一軒一軒訪ねて、聞き取り調査が行われます。この動きは昨年から本格化され、鹿児島県霧島市の場合は約700軒、台風第15号の竜巻被害のあった静岡県牧之原市では、約1400軒の聞き込み調査がおこなれたんだそうです。
この時、外での作業では、名前・住所をアプリに入力するだけでも時間がかかってしまうところを、地図上をクリックするだけで、地図情報から入力が完了し、困りごとの聞き取りに集中することができるため、一軒にかかる時間も短くなり、地図上で共有されるため、より多くの家を回ることができるように進化してきたとのこと。私たちの想像以上に、様々な作業の効率化が図られ、素早い支援へとつなげられていることがわかりました。

提供: サイボウズ災害支援プログラム

詳しくは、下記の音声配信をぜひお聞きください。また、当時の様子は、サイボウズ災害支援のnoteをご覧ください。

災害支援 サイボウズ
https://saigai.cybozu.co.jp/team/
災害支援サイボウズ note
https://note.com/tane_naeko_cb/m/me290f59157dd

災害支援 サイボウズ note~静岡県牧之原市・吉田町での災害ボランティアセンターIT支援

災害支援 サイボウズ Facebook
https://www.facebook.com/cybozu.saigai

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