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いざという時のために、今できる事。「おくすり防災」に注目! 横浜薬科大学 准教授 鈴木高弘さん④

「もし明日、大きな災害が起きて、いつものお薬が手に入らなくなったら……?」
あなたは、自分が飲んでいる薬の名前や役割を正確に言えますか?
甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震からまもなく15年。
いざという時のために 今できる事。今週は、「おくすり防災」に注目!
今夜もスタジオには横浜薬科大学 薬学部 准教授 薬科学博士の鈴木高弘さんをお迎えしました。

今週は、鈴木さんに「おくすり防災」について、色々と教えていただいてきました。いざという時、薬剤師さんたちによる被災地支援のお話もとっても勉強になりましたが、お話を聞いていると、普段から、もっと薬剤師さんとコミュニケーションをとることも大切なんだな、という事がわかってきました。

今夜は鈴木さんが「おくすり防災」を始めたきっかけ、災害時の支援についてのお話から。

鈴木先生が今取り組んでいるのは、災害時や非常時を含めて、誰もが安心して薬と向き合える社会をつくること。高齢化が進む中で、横浜市内の団地などでは、「病院に行くほどではない」「できれば医療にはかかりたくない」という方が多いんだそうです。
ただ、鈴木先生がお薬相談としてお話を聞くと、早めに受診した方がよいケースも少なくないとのこと。

提供:横浜薬科大学


鈴木先生は、戸塚区俣野町のドリームハイツなどで、地域の身近な場所で『おくすり相談会』を行っています。そこでは、今飲んでいる薬のこと、これからの備えのこと、病院に行く前のちょっとした不安など、家族に相談するような感覚で相談をうけているそうです。鈴木先生曰く、薬剤師は、無理に受診を勧める存在ではなく、その人の気持ちに寄り添いながら、健康と生活を支える専門職。さらに、薬局は「処方箋がなくても行っていい場所」と。薬剤師は単に薬を渡すだけでなく、健康のパートナー。薬局には血圧計や健康機器が備わっていることも多く、日常の体調不良や「病院へ行くべきか」などの相談にも気軽に応じてくれます。「セルフメディケーション」の拠点として活用しましょう。

そして、改めてお話いただいたのは、災害時の薬不足。
鈴木先生の経験から、大規模災害時は薬のリソースが被災地に集中するため、一見被害のない地域でも薬の流通が滞ることがあります。持病の薬は「なくなってから行く」のではなく、常に1週間分程度の余裕を持って受診・確保することが大切です。
また、家族を守るための「おくすりチェックリスト」もぜひ作っておきましょう。自分だけでなく、家族の「服用リスト」「持病」「主治医の連絡先」などの情報を一つにまとめた用紙などを作っておきましょう。医療機器(吸入器や透析関連など)を使用している場合はその情報も必須です。これらがまとまっているだけで、避難時の不安を大きく減らすことができます。
鈴木先生から薬箱防災チェックリストをいただきました!
ぜひ、今できる事から始めてみてください。

提供:横浜薬科大学


「元気な今だからこそ、薬剤師さんを味方につけてほしい」。そんな願いが込められた今夜のお話。ぜひ下記の音声配信から鈴木先生のお話を聞いてみてください。これを聴けば、明日からの薬局の見え方が変わるはずです。

横浜薬科大学
https://www.hamayaku.ac.jp/
横浜薬科大学 Instagram  hamayaku_pr
https://www.instagram.com/hamayaku_pr/

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