甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震からまもなく15年。
いざという時のために 今できる事。今週は、「おくすり防災」に注目します!
詳しくは、この方に伺いました! 横浜薬科大学 薬学部 准教授 薬科学博士の鈴木高弘さんです。
横浜薬科大学は、6年間一貫の薬学教育を行う大学として設立されました。専門的な薬学知識はもちろん、心豊かな薬剤師・研究者の育成を大切にされています。患者さんの苦しみに寄り添い、相手の立場を思いやる「惻隠の心」や「心の温かさ」を育てる教育を、全ての学科で取り入れているのが特徴です。キャンパスは横浜市戸塚区にあり、2015年からは、薬学の知識を基盤に、さまざまな分野で活躍できる人材を育てるため、4年制の薬科学科も設置されました。現在は、6年制の健康薬学科・漢方薬学科・臨床薬学科、そして4年制の薬科学科があり、学生数はおよそ2,200人が学んでいます
そんな横浜薬科大学では、横浜市薬剤師会や横浜市と連携しながら、災害時の医療体制をどう確保するか、実践的な支援活動に取り組んでこられました。実際の災害現場では、 薬が足りない、いつもの薬が分からない、あるいは避難生活の中で体調を崩してしまう方が多くいらっしゃいます。そうした中で、現地での支援や、災害に備える取り組みを続けていらっしゃいます。
その一つが、モバイルファーマシーと呼ばれる移動型の薬局の取り組みです。2024年1月の能登半島地震の時には、現地で被災地支援を行ってこられました。
また、鈴木さんも、個人的に防災・減災の視点から、日常の中で「いざという時に困らない備え」を広める活動をされています。その一環として、今回のテーマである「おくすり防災」に取り組んでいらっしゃいます。
今夜は、鈴木さんから出題された「おくすり防災クイズ」はこちら!
「薬は1~2日飲まなくても 大丈夫。」YES or NO さてどちらでしょうか。
答えはNOです!
薬は、種類や、その人の病状によって違います。例えば、インスリンや、血液をサラサラにする薬、てんかんや不整脈の薬などは、1日でも飲み忘れると、命に関わる可能性がある薬です。一方で、数日程度であれば、すぐに大きな問題が起きにくい薬もあります。つまり、薬はすべて同じではなくて、「何のために飲んでいる薬か」によって、緊急度がまったく違う、ということなんですね。
だからこそ大切なのが、「自分の薬は、どのタイプなのか?」。
災害時に慌てないよう、自分の薬がどのタイプか、何のために飲んでいるのかを事前に把握しておくことが重要です。
そのためにも、薬剤師とのコミュニケーションを大切に。
診察時に話したことでも、薬局で改めて症状や経緯を伝えることが「おくすり防災」の質を高めます。疑問があれば「いつまで飲むべきか」「良くなったらやめていいか」など、積極的に薬剤師へ相談しましょう。
「もし明日、大きな災害が起きて、いつものお薬が手に入らなくなったら……?」
あなたは、自分が飲んでいる薬の名前や役割を正確に言えますか?
今回からスタートするテーマは「お薬防災」。横浜薬科大学の鈴木高弘先生をゲストに迎え、意外と知らない「薬と防災」の深い関係について伺います。
「1日くらい飲まなくても平気でしょ?」と思っているあなたにこそ聞いてほしい、命を守るためのお話です。ぜひ、以下の音声配信からチェックしてみてください!
災害が起きる前に知っておくことが大切です。
横浜薬科大学
https://www.hamayaku.ac.jp/
横浜薬科大学 Instagram hamayaku_pr
https://www.instagram.com/hamayaku_pr/
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