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今週は、進化した漁網のアップサイクルに注目!
今夜もこの方をお迎えしました! amu株式会社 代表取締役社長 加藤広大さんです!
海洋プラスチックごみのおよそ45パーセントは、魚を獲る時に使われる網やブイといわれている今。大量に破棄される漁網を資源に変える事業をしているのが、加藤さんの会社「amu」です。2023年に宮城県気仙沼市を拠点に、全国の港で廃棄される漁具を回収し、漁具由来の高品質なナイロン素材「amuca®」へとケミカルリサイクル。その糸から布へ、さらにどこで回収された漁具で作られているのかがわかる布「amucaⓇFabric」の販売もスタートしています。また、リサイクルが難しいと言われる漁具などを材料にした廃漁具由来の「amuca®タイル」も手掛けていらしゃいます。
今夜は、ビーチクリーンなどでも見かける釣り糸を回収する実証実験について伺いました。
こちらは、日本初のトラウトフィッシングとアウトドア専門のオンラインストアを運営する株式会社Fish Hookとのコラボ。![]()
ビーチクリーンでも目立つ「釣り糸」をPOPUPイベントなどで回収。釣り人たちは、狙う魚や道具によって釣り糸の素材にこだわりがあるため、素材(ナイロン、PE、ポリエステル、フロロカーボン)の特性を理解して、釣り糸を選んでいる点に着目し、イベント会場では素材ごとに分別回収! 回収した釣り糸は、「カラビナ」や、釣りをする時に便利な「トラッシュポーチ」などになり、コラボ商品としても展開し、釣りを楽しみながら環境を守る循環を生んでいます。
循環する社会を目指いリサイクル商品が数多く作られていますが、加藤さんたちのamuが手がける商品は、どれもデザインも素晴らしく、欲しくなるものばかりです。
その点については、加藤さんから、「エコだから」という理由だけで選ぶのではなく、まず「かっこいい」「おしゃれ」という直感(右脳)で手に取ってもらうことを最優先。その後に、タグやQRコードを通じて「漁網由来」というストーリー(左脳)を知ることで、商品やブランドへの愛着を深めてもらうという、amu独自のものづくり哲学を大切にしてるとお話されていました。
そんな加藤さんが今後手掛けたいものの一つとしてあげてくださったのが、創業の地・気仙沼で震災を経験した人々の想いも詰め込んだ「防災リュク」。各地の水産会社と連携した防災食を詰め込んだ「玄関に置きたくなる防災リュック」の開発を計画中とのこと。「また会いたい人に会うために」という願いを込め、命を守る活動へと広げていきたいと、熱く語ってくださいました。
今後のamuからも目が離せません!
ぜひ、下記の音声配信から、加藤さんの想いに触れてみてください!
amu株式会社について
HP:https://www.amu.co.jp/
漁具由来マテリアルブランド「amuca®」
ブランドサイト:https://amuca.world/
ブランドサイト(EN):https://amuca.world/en
株式会社Fish Hook
HP:https://fish-hook.jp/
オンラインストア:https://www.fish-hook.net/
オンラインストア (EN):https://www.fish-hook.net/en
代表 加藤広大さんの X
こうだい/廃漁網ベンチャー@kodai_amu
https://twitter.com/kodai_amu?lang=ja
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