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今週は、進化した漁網のアップサイクルに注目!
今夜もこの方をお迎えしました! amu株式会社 代表取締役社長 加藤広大さんです!
2023年に宮城県気仙沼市を拠点に、全国の港で廃棄される漁具を回収し、
漁具由来の高品質なナイロン素材「amucaⓇ」へとリサイクル。
さらに、11月からは、どこで回収された漁具を使っているのかがわかるトレーサビリティを実現したリサイクル生地「amuca® Fabric」の販売がスタートしました。
今夜は、加藤さんの出身地である小田原とのコラボについて!
全国の港で高品質なナイロン素材になる廃棄漁具などを回収してきたamu。回収している中で、漁師のみなさんから、他は回収しないのかと質問されることがあり、ケミカルリサイクルをするのが難しい漁具を何とかしたいと、2024年10月から手掛け始めたのが、廃漁具をアップサイクルしたデザインタイル「amuca®タイル」です。
「amuca®タイル」はリサイクルの難しい漁網やブイ、ロープなどを分別せずに粉砕し材料の一部にしたセメントタイル。漁具の色や形をそのまま生かした唯一無二のデザインにできます。海苔の漁具やホタテのタイルなど、漁具の地産地消から、その地域のタイルを作ることもでき、地域との相性がとてもよい商品となっています。
そんなタイルの話を、加藤さんのお母さんが、創業430年地元の魚商老舗店「鮑屋」の代表に話したところ、ぜひ一度会いましょうと。代表の熱い想いから、小田原の廃棄される漁具と小田原で作られているクラフトビールの瓶のかけらを混ぜたデザインタイル「amuca®タイル」を制作。そのタイルは、「鮑屋」直営店舗の「魚商 小田原六左衛門」そごう横浜店に使用され、店内を彩っています。
また、レジ横には「トレーサビリティストーリー」が見えるQRコード付きタイルが設置されています。QRコードを読み取ると、廃漁網やクラフトビール瓶の回収から製品化までの工程を見ることができます。あわせて、鮑屋が小田原で430年以上にわたり歩んできた、水産仲卸業を中心とした事業の歴史や、今回のタイル導入による環境貢献についても伝えています。店内にあるQRコードから、このタイルがどのようなストーリーで誕生したのかを知ることができるようになっています。
他にも、「amuca®タイル」は、レディースファッションブランド 「emmi(エミ)」の一部店舗でも使用されているとか!
加藤さん曰く「タイルのもう一個面白いなと思っているところが、参加しやすい、人を巻き込みやすいなって思っているんですよ。」と。「amuca®タイル」の製作過程てば、漁網などを細かく切る必要があります。そこで、ワークショップを開催し、市民が「自分が作ったタイル」として愛着を持てる仕組みを構築しやすいのではないかと。
これまでに、amuの拠点である気仙沼産のタイルや、青森の綺麗な青のホタテ網や緑色が美しい有明の海苔網など、その土地ならではの廃棄物を使った「ご当地レシピ」のタイルを通じて、タイルの製造工程に漁網を細かく切るワークショップを取り入れることで、市民が「自分が作ったタイル」として愛着を持てる仕組みを構築。青森のホタテ網(青)や有明の海苔網(緑)など、その土地ならではの廃棄物を使った「ご当地レシピ」のタイルを通じて、全国各地で持続可能な循環の輪を広げて行けたらとお話されていました。
詳しくは、下記の音声配信をチェック!
amu株式会社について
HP:https://www.amu.co.jp/
amuca®タイルについて
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000102171.html
amu代表 加藤さんのX 廃漁網ベンチャー@kodai_amu
https://twitter.com/kodai_amu?lang=ja
漁具由来マテリアルブランド「amuca®」
ブランドサイト:https://amuca.world/
ブランドサイト(EN):https://amuca.world/en
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