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写真絵本「たねはいのちのおわりとはじまり」に注目! 植物観察家 鈴木純さん①

今週は、子どもたちへのクリスマスプレゼントにもピッタリ!
ブロンズ新社から発売されている写真絵本! 「たねはいのちのおわりとはじまり」に注目!
お話を伺ったのは著者の東京農業大学非常勤講師/植物観察家の鈴木純さんです!!

©ブロンズ新社


今週は、鈴木純さんのお宅にお邪魔して収録した様子をお届けします。

鈴木純さんのプロフィールをご紹介。
1986年、東京生まれ。
東京農業大学で造園学を学んだのち、青年海外協力隊に参加。
中国で2年間砂漠緑化活動に従事され、2018年からは、まち専門の植物ガイドとして 都市環境をフィールドにした植物観察会を開催。
また、植物生態写真家としても、NHKをはじめ各メディアでご活躍されています。

そんな鈴木純さん。この番組では3回目のご登場! 初めてお話を伺ったのは、昨年6月に鈴木さんにとって初めての絵本となった写真絵本「シロツメクサはともだち」でした。こちらの絵本は、第17回MOE絵本屋さん大賞2024に入賞するなど、話題の一冊となっています。その鈴木純さんの写真絵本2作目が 今年10月にブロンズ新社から出版されました。タイトルは「たねはいのちのおわりとはじまり。」
植物観察家の鈴木純さんによると、「種」は、植物としては一番本質的なテーマ。
移動方法や役割など語ることが多すぎる壮大なテーマを、あえて「全部入れる」ことに挑戦した意欲作です。植物写真家としての鈴木純さんのこだわり、写真の力で植物に語らせるという構成になっており、言葉は少なめに、種についての全てを32ページに収めています。

今回の表紙は、タンポポの花と綿毛。凛と背筋を伸ばすタンポポの美しい姿が表紙を飾っていますが、今回も、植物からの「私を撮って」という呼びかけから、撮影されたみずみずしい植物・種たちの姿が収められています。
植物観察家の鈴木純さんだけに、写真絵本の構想を考えていても、現場での偶然や植物との出会いを優先するため、撮影が進むにつれて本の内容がどんどん変化していくことも。この「植物に振り回される」スタイルこそが、予定調和ではない、植物観察家ならではのリアルな作品となり、ご自身で作っているのにもかかわらず、どうなるのか分からなかったと。しかし、最終的に自分の手元に出来上がった絵本を見て、「最高の写真絵本」ができた!とお話されていました。
今回の写真絵本にかかった時間はおよそ2年。前回の「シロツメクサはともだち」から比べれば、ずいぶん時間の短縮はされていましたが、植物たちの撮影では、様々なご苦労があったとか。明日、驚きの撮影について伺っていきます!お楽しみに。

©ブロンズ新社_前作 「シロツメクサはともだち」



今週は、鈴木純さんからプレゼントをいただきました!
読んだら、思わず、外に出かけたくなる、植物観察家の鈴木純さんの写真絵本「たねはいのちのおわりとはじまり」を鈴木純さんのサイン入りで1名様に!
ご希望の方は、こちらから! 本文に「絵本」希望と書いてエントリーしてください。たくさんのご応募お待ちしています! 当選者の発表は発送を以てかえさせていただきます。

植物観察家 鈴木純さんとDJ MITSUMIとの対談は、下記の音声配信から!
ご自宅のお庭での撮影、編集スタッフのみなさんとのやりとりなど、放送ではご紹介できなかったパートも聞くことができます。

ブロンズ新社/ 「たねはいのちのおわりとはじまり」
https://www.bronze.co.jp/books/9784893097477/

まちの植物はともだち-鈴木純さんHP
https://beyond-ecophobia.com/

鈴木純さん X
@suzuki_junjun
https://x.com/suzuki_junjun

鈴木純さん Instagram
https://www.instagram.com/suzuki_juju/

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