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今週は、「服がつなぐ人と街Community Loops」に注目!
お話を伺ったのは、合同会社CYKLUS 代表 平田健夫さんです!
毎日、大型トラック約130台分の衣類が捨てられている日本!
その流れを変える新しいプロジェクト「Community Loops」が、横浜・東京、大阪、兵庫で行われています。
衣類を回収し、メンテナンスし、再び街の人たちの手元に届ける新しい循環型社会のモデルとして、服だけが巡るだけではなくて、そこに人と服、それから人と人も繋ぐような場作りも行われています。
それぞれの地域では、地元の大学と連携して取り組みを行われています。横浜では神奈川大学、東京では青山学院大学のスローファッションに取り組む学生団体「innovation Around 20」。さらに国際基督教大学SDGs推進室。大阪では関西学院大学SDGsサポーターなど、地域で活躍する学生団体と協働されています。
若い世代ならではの視点やエネルギーが、プロジェクトの大きな推進力になっています。
さらに、回収された衣類はそれぞれの地域にある就労継続支援B型事業所と連携。横浜では新横浜にある就労継続支援B型事業所「エールヨコハマ」の皆さんによって丁寧に分別。「リユースできるもの」「リペアが必要なもの」「アップサイクル素材になるもの」「リサイクルに回すもの」という4つのカテゴリーに分けられ、次のステップへと繋がれていきます。まさに、人と人が繋がり、社会全体で服を大切にする輪が広がっています。
さらに、「自分で直す」楽しさを体験できる場づくりも!
壊れたものをただ元に戻すだけではないのが、「Community Loops」流のリペア。平田さんたちのチームには、リペアやリメイクのプロフェッショナルが在籍!破れた部分にデザインとして別の布を当てるなど、新たな価値を加えて生まれ変わらせることも。イベントでは、ドキュメンタリー映画『The Repair Cafeの上映会や、参加者が自分でミシンや手縫いで服を直すワークショップも開催。
参加者からは、「できないと思っていたことに挑戦する空気があった」という声も。自分で手を動かすことで生まれるモノへの新たな愛着が伝わってきます。
そして、イベントの中でも特に心温まるのが「洋服交換会」。ただ服を交換するだけでなく、持ち寄った服に「こんな思い出があります」「こんな風に着てほしい」といった一言メッセージを添えるのがポイントです。参加者はそのメッセージを読みながら、次に着たい一着を選びます。
イベントに参加した方の様子から、「顔の見える循環」がよりハートフルな空間になる要素だったと平田さんからお話いただきました。
対談では、参加者同士が自然と教え合う空気が生まれたワークショップの様子など、聞いているだけで心が温かくなるお話をたくさん伺いました。より詳しい内容は、ぜひ下記の音声配信から音声でお楽しみください!
Community Loops 特設サイト
https://cyklus.jp/communityloops/
12/3水曜 イベント
手放す、めぐる、生まれ変わる。 服と物語の交換 〜地域をまるごとクローゼットにする「Community Loops」&リペアカフェ〜
https://peatix.com/event/4639099/
ドキュメンタリー映画『The Repair Cafe』特設サイト
合同会社CYKLUS 公式サイト
https://cyklus.jp/
ハーチ株式会社 公式サイト
https://harch.jp/
関内でヒトと活動をつなげるプロジェクト
KANMATCH/benten103
Instagram benten103.kanmatch
就労継続支援B型事業所「エールヨコハマ」
https://kteir.com/
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!