
空飛ぶホウキが作りたかった学生時代!? 今週は「深呼吸~シンコキュウ」に注目!スタジオには今夜も株式会社シンコキュウ創業者で動きの研究者でもいらっしゃる三好賢聖さんをお迎え!
最後の夜にして・・三好さんのプロフィールのご紹介から。
1990年兵庫県生まれ。
2015年 東京大学大学院 工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。
2020年 英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて「動きのデザイン」で博士号を取得、最優秀博士論文賞受賞(ドイツ、アンハルト大学)されています。
今回ご紹介いただいたデバイス「シンコキュウ」は、日本に帰国されてから
4~5年の研究・開発期間かけ、2023年に発表し「ハードウェアコンテストGUGEN2023大賞」を受賞されています。
気になった東京大学大学院 工学系研究科航空宇宙工学という学歴。宇宙と呼吸・・確かにつながりますが・・とお話は始まります。
学生時代、小説「ハリーポッター」に影響され空飛ぶホウキが作りたいと、航空宇宙工学を目指したんだそうです。とても楽しい学科で宇宙へのロマンもありましたが、専門的な工学や数学を学ぶうちに、新しい体験を届けるみたいなところ離れつつあるという中で、イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで航空でもありつつアートな研究をしている先輩に出会ったことから、あとを追いかけるようにデザインの方面へとスライドし「動きのデザイン」を研究することになったんだそうです。
今回ご紹介いただいているプロダクツ「シンコキュウ」の開発は、日本に帰国されてからスタート。ご自身が研究されている「動きのデザイン」と、論文を本にしている時に体験した息苦しさから着目した呼吸を重ね、人の生活の中で人の役に立つ形で存在できるものを作りたいと試行錯誤されてきました。
開発には多くの方の協力のもと、エンジニアリングの方を始め、これまでにない「呼吸を整えるもの」としての形をつくるデザイナー、さらには、音楽は、5秒吸って、吐く、この5拍子で嬉しい音楽でもなければ、悲しい音楽でもなくて、体で鳴ってるいろんな音が聞こえる音楽をと、サウンドクリエイターの方にお願いしたんだそうです。
そうして完成した「シンコキュウ」。どんな方につかって欲しいかと伺ったところ、リモートワークをしている方や、パソコンなどを長時間眺めて仕事をしている方はもちろん、集中力を長時間キープしたい受験生や、日常の中でいい呼吸を維持したい方にもぜひ使ってほしいと三好さんはおっしゃっていました。番組スタッフからは、緊張しがちな病院の待合室などにもあるといいかも・・と。
「ズボラな自分ができるようにっていうことを最大限考えて作ったので、そこはご安心いただきたい」と三好さんはおっしゃっていました。『シンコキュウ』の最大の魅力は、その手軽さ。充電して置いておけば、鳩時計のように決まった時間に勝手に動き、呼吸のタイミングをそっと教えてくれます。
今回ご紹介いただいた「シンコキュウ」に触れてみたいと思った方は下記のイベントをチェック!
①今度の日曜日 10/12に、東京・六本木で開催されている「DESIGN LIVE WORKSHOP多彩なワークショップで知的好奇心をゆさぶる」の会場で行われるワークショップ。 こちらは参加費は無料ですが、事前の予約が必要となります。
詳しくは、TOKYO MIDTOWNのこちらをご覧ください。
<呼吸法ワークショップ>
11:30〜12:00/14:30〜15:00/17:00〜17:30
<トークイベント>
12:40〜13:30/15:30〜16:30
【場所】 ガレリアB1 アトリウム
【料金】 無料
参加お申し込みは下記から。
https://shinkokyu-designlive2025.peatix.com/
②来月11/7(金)~11/9(日)に日本橋三井ホールで開催される【alter.】でも展示されます。
https://altertokyo.com/
さらに、三好さんと同じような悩みを持つ方にも使ってほしいと、現在製品化中。
その先行販売という形で、来週10/15水曜日から「GREENFUNDING」で、クラウドファンディングがスタートします。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
GREENFUNDING
https://greenfunding.jp
シンコキュウ
https://shinkokyu.jp/
Instagram シンコキュウ shinkokyu.jp
https://www.instagram.com/shinkokyu.jp/
X シンコキュウ | 10月先行予約開始 @shinkokyujp
https://x.com/shinkokyujp
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!