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今週は「サントリーの森」に注目! サントリーホールディングス株式会社 越野多門さん、為ケ谷優さん④

今週は、「サントリーの森」に注目してきました!
今夜もスタジオにお迎えしたのは、「サントリーホールディングス株式会社」から、サステナビリティ経営推進本部 サステナビリティ推進部 課長 越野多門さんと、サステナビリティ経営推進本部(地域共創)天然水の森グループ 為ケ谷優さんです!!

今夜は、サントリーのサスティナブルな取り組み、ペットボトルのボトルtoボトルへについて。
サントリーでは、2030年までにサントリーが使用する全てのペットボトルを100%サステナブル化するという目標をめざし、2011年から「ボトルtoボトル」の仕組みづくりを構築し、翌年には、100%リサイクルペットボトルのウーロン茶の発売がスタート。今では、サントリーが手がける飲料の2本に1本以上は100%リサイクル化されたボトルになっているんだそうです。

なぜ「ボトルtoボトル」水平リサイクルが大切なのか。
ペットボトルは、単一素材でできているため、リサイクルしやすいものとなっています。使用後の回収率はとても高いのですが、ペットボトルになっている物は、そのうちの約34%程度。それ以外は、衣類用の繊維になっていたり、スーパーなどで使うトレイになっていたりします。その場合、二度とペットボトルにすることができません。しかし、ペットボトルからペットボトルへの水平リサイクルの場合、何回でもペットボトルに戻すことができるんだそうです。また、新しくペットボトルを作るよりも「ボトルtoボトル」の場合では、約60%程度のCO2削減にもなります。そのため資源循環と脱炭素の両方を実現できるんですね。

現在、ペットボトルの回収で、家庭からは、キャップ、ラベルを取り、中身もきれいにした形での回収が実現できています。しかし、街での回収では、まだその分別ができていないものが多いんだそうです。より資源循環と脱炭素を実現するためには、街での回収が大切となってきます。

街にあるペットボトルの回収BOXへは、中身を飲みきり、ラベルとキャップを外して、全てを回収BOXの中に入れてください。これだけでOKです!

現在、横浜・みなとみらい地区では、横浜市と地域の事業者、そしてサントリーホールディングスが協力して、この「ボトルtoボトル」の事業がスタートしています。年間150トンものペットボトルが回収される予定だとか。みなとみらいの街中には、飲み残し、キャップ、ラベル、ボトルへと分別できる回収BOXも設置されています。回収されたペットボトルは、サントリーのペットボトルへと生まれ変わります!ぜひ、見かけましたら、ペットボトルの水平リサイクルにご協力ください。

みなとみらい地区に設置されている「ボトルtoボトル」へのペットボトル回収BOX

サントリーホールディングスでは、同じような取り組みが全国で200以上の地域で行われているそうです。サントリーホールディングスでは、他にも、次世代向け環境教育として「水育(みずいく)」などにも取り組んでいらっしゃいます。未来に繋ぐ活動にも力を入れていきたいと越野さんからお話いただきました。

詳しくは「サントリーホールディングス」のHPをご覧ください。

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