今週は、「海とヒトとを学びでつなぐ　みなとラボ」に注目!
お話を伺ったのは、「一般社団法人　3710Lab 」代表理事 田口康大さんです!

「みなとラボ」は、「海とヒトとを学びで繋ぐ」をテーマに活動している団体。2011年の東日本大震災の後、海をどのように子供たちに伝えていくのかというのが課題となりましたが、それまでの海洋教育は海洋に関する科学的な知識を伝達する教育でした。しかし、その知識だけでは対処できない、想像を超えてくるような事態に対処するためには、どう向き合っていくかっていうのは考えなければいけない、答えがない問いなんですね。海洋の知識を伝えるは大切ですが、その先で自然、海と向き合っていくかをちゃんと考えていく、その授業を作る新しい取り組みが必要となり、教育学を専門で、東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター特任講師でもいらっしゃる田口さんに白羽の矢が立ち、2013年から、海の教育に関わるようになったんだそうです。

また、田口さんは、青森県のご出身で、十代後半に宮城県で過ごした経験から、東日本大震災の海の経験、被災の経験をどうするのかっていうのはずっと考えていたところだったそうです。そして、海洋の知識を学ぶ上で、田口さんが大切にしているのが、「そもそも海は楽しいよ」ということ。そんな思いを込めて、教育の場での活動が、行政はもちろん、デザイナーの方や企業の方とのプロジェクトが増えてきたとか。
団体名の「3710Lab」にも、とても素敵な想いが込められています。是非、下記の音声配信から田口さんの想いをお聞きください!

明日は、学生と共に作った「解決できなかった　私たちの問題　～海とごみと高校生～／ペットルと黒いかげ」について、お話を伺っていきます！お楽しみに

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