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「#サンダルバイバイ」に注目! NPO法人AQUAkids safety project 代表 すがわらえみさん③

今週は、「#サンダルバイバイ」に注目!
今夜も大阪にいる「NPO法人AQUAkids safety project」代表 すがわらえみさんとリモートでつながりました! 
毎年起こる 流されたものを追いかけて溺れるパターンの水難事故を無くしたいと、2020年から「#サンダルバイバイ」をキーワードに、いのちを守る誓い「サンダルバイバイおゆこ条約」を考案され活動をされています。

提供:NPO法人AQUAkids safety project

今夜は、水辺に行くときにお勧めの服装や気を付けたいポイントについて教えていただきました!
まずハード面。
「#サンダルバイバイおやこ条約」では、「アクアシューズ」を推奨しています。流されたサンダルを追いかけないでねっていうのと同時に、最初から脱げにくいものだったら、流されることはないわけです。今では、水遊び用のアクアシューズ、今いろんなところで売っています。小さいお子さん用の13cmのものもあります。足首で、しっかり固定できるようなアクアシューズを選んでください。
そして、本人に履いてもらって、履き心地はどうなのか、好きな色、や柄色なのか、子どもたち自身で選ぶことで、水辺に行くときに、履いていきたいと思ってもらう事大切です。

もう一つは、「ライフジャケット」です。とても大事になってきます。水泳のインストラクターでも競泳選手でも、ライフジャケットは必ず自然の水辺では着用します。みんながよく知っている学校のプールと、自然の水辺である海、川、湖は全く違います、子どもたち、大人も含めて、泳げるから大丈夫っていう風に過信せずに、流れが変わる、深さが変わる、天気によって状況が変わる自然の水辺ではライフジャケットを必ず身につけましょう。夏になって「ライフジャケット」を買いに行こうと思った時には、子どもたちが好きな色やサイズが店頭にはない事もあります。今年、レジャーで水辺に出かけようと計画した時に、早めにライフジャケットを購入しておくことをお勧めします。
そして、子どもの「ライフジャケット」の場合は、股下ベルトっていうものが必要になります。大人はありませんが子どもは胴回りが薄いため、水に入った時に、「ライフジャケット」が。スポーンと上に抜けてしまいます。抜けないように股の間にも紐を通して固定する股下ベルトがあるものを選んでください。

提供:NPO法人AQUAkids safety project


次にソフト面。
知っておいて欲しい心の準備として「#サンダルバイバイ」流されたものは追いかけない。あとは、事前に天気を調べたり、海の場合はライフセーバーの方に今日の海の状況を教えてもらったり、水辺に行く日の天気が雨になっちゃったらどこに行こうという計画も決めておくと良いと思います。ちょっと波高いけど行こうかとか、せっかく来たから入ろうかっていうことがなくて済みますよね。
そして、休憩もとってください。休憩を取らないとやっぱり集中力が途切れてしまいますし、疲労もたまってきます。楽しくてテンションは上がるんですけれども、いつの間にか疲れていたりもするので、休憩取りながら楽しんでもらえたらなと思います。
ハード面とソフト面、いくつかご紹介しましたが、全部できなくて大丈夫です。どれかできる所から始めてみてくださいね。

また、大人数で水辺に行く時の注意点!
人数が多いと何となく安心してしまうがちなのですが、よくある、「子どもはみんなで見ようね」っていうパターンが一番危ないんだそうです。皆が見てるは誰も見ていないになりやすいため、今誰が見ているのか、いつ誰を見るのかっていうのを、みんなで話し合って決めてからお出かけして欲しいとすがわらさんはお話していました。

すがわらさんが代表を務める団体「NPO法人AQUAkids safety project」のHPには、この他にも様々なアドバイスが掲載されています。例えば・・・子どもたちに絵本の読み聞かせをする時の注意点!
時々絵本の中でおぼれた子どもを助けに行くシーンが出てきます。その絵本が読み終わったら、必ず、「これは絵本の中のお話。もし、おぼれた人を見つけたら、大人を呼びに行ってね」と子どもたちに伝えてください。溺れた人を飛び込んで水中で助けるのは救急隊のお仕事。どんなに速く泳げる水泳選手でも、スイミングのコーチでも溺れた人を助けに飛び込んではいけないのです。水中で人を助けることと泳げることは全然違う技術なのです。もしおぼれた人を見かけたら、子どもたちは大人を呼びに行く。そして大人の皆さんも飛び込んで助けたい気持ちをぐっと抑えて、まずは「119」に通報して救急隊に連絡してください。そうすると、電話の向こうの救急隊からどうして欲しいかの指示がされます。水辺、海、お風呂でも同じです。「119」番に通報すれば、海上保安庁の緊急通報にも連絡してもらえます。

さらに、すがわらさんから、私たち親世代は安全な水遊びについて十分な教育を受けてこなかったとお話がありました。 現在の親世代は、水泳の授業では競技としての技術取得が中心で、安全に関する教育が不足していた可能性があるため、この機会に、子どもと一緒にウォーターセーフティについて学んでほしいとのことでした。


​「NPO法人AQUAkids safety project」のビジョン。
「水辺からの帰り道、いつでも、どこでも、だれもが「楽しかった」と笑顔で言えるように」。
親子で水辺に行く前に、「#サンダルバイバイおやこ条約」で確認してくださいね。

提供:NPO法人AQUAkids safety project

NPO法人AQUAkids safety project
https://aquaproject721.wixsite.com/website
​水辺の事故から いのちを守るちかい「#サンダルバイバイ」
証書もこちらからダウンロードできます。
https://aquaproject721.wixsite.com/website/sandal-bye-bye

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