2025年5月29日

「#サンダルバイバイ」に注目! NPO法人AQUAkids safety project　代表　すがわらえみさん④

今週は、「#サンダルバイバイ」に注目してきました。
今夜も大阪にいる「NPO法人AQUAkids safety project」代表　すがわらえみさんとリモートでつながりました。　

毎年起こる流されたものを追いかけて溺れるパターンの水難事故を無くしたいと、2020年から「#サンダルバイバイ」をキーワードに、いのちを守るちかい「サンダルバイバイおゆこ条約」を考案されたすがわらさん。

今夜は、「AQUAkids safety project」での他の活動について伺いました。
「NPO法人アクアキッズセーフティプロジェクト」の大きなビジョンとして、「水辺からの帰り道、いつでも、どこでも、誰もが楽しかったね！と笑顔で言えるような社会を作ろう」を掲げています。「水難事故がなくなるように」という事ではなくて、「みんなが楽しく過ごせるように、そのためには事故があってはいけないよね」ということで、水難事故の予防啓発から手当てまで幅広く講座やを体験のワークショップなどを開催されています。メインは、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学まで、水辺の安全、ウォーターセーフティの授業で、代表のすがわらさんが学校にお伺いしての授業や、遠方からの要請があれば、オンラインでも対応されているとのことでした。他にも、イベントでの「ライフジャケットを着てみよう」という講座などもされているそうです。

さらに、「救命現場のメンタルケアバイスタンダーサポート」サイトの運営も。

「バイスタンダー」とは、倒れた人に遭遇するなど、救命現場に遭遇した人のことをそう呼びます。バイスタンダーには、手当の有無に関わらず、非日常のストレスがかかるため、バイスタンダーの約半数が、現場に遭遇したあとに心的ストレスを感じていると言われています。すがわらさん自身も「バイスタンダー」なんだそうです。救急現場に居合わせて、あれでよかったのか、もっとなにかできたのではないか、あの人はどうなったんだろうかと、様々な心的ストレスがかかります。そこで、すがわらさんは、ご自身で救急講習をする時は、状況把握のやり方だけではなくて、その後に辛くなった人の相談も受け付けたいと思い、メンタルのケアをオンラインで行う「救命現場のメンタルケアバイスタンダーサポート」サイトをオープンされました。

すがわらさんは、水辺でのレジャーが増えてくるゴールデンウィーク前から、SNS Instagramで、毎日情報発信を続けていらしゃいます。さらに、全国での講演会にもご登壇されていますので、「NPO法人AQUAkids safety project」のHPやSNSをご覧ください。

そして!! 7月30日は、「#サンダルバイバイの日」なんです!「７ながされた 3サンダルは０おいかけない」という、サンダルバイバイの意味が込められています。ぜひ、みなさんも海や川、湖など水辺に遊びに行った時には、SNSで「#サンダルバイバイ」で、楽しい思い出をシェアしてみてください。