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「選挙、誰に入れる?」に注目! 株式会社Gakken 出版・コンテンツ事業本部 小中教材編集課 中村円香さん④

今週は、Gakkenの「新時代の教養」 シリーズ累計81万部突破の大人気シリーズの中から、昨年2月にGakkenから発売された本「新時代の教養 選挙、誰に入れる? ~ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと。」を紐解きながら、お届けしています。

Gakken/「新時代の教養 選挙、誰に入れる? ~ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと。」

こちら、もともとは、2022年に図書館や学校図書用の本として制作された「SDGs時代の正しい主権者になろう いつか選挙に行く 君に知っておいてほしいこと」全3冊の中から、税金、社会保障、給与、エネルギー、多様性、選挙のあり方など、政治を考えるうえで大事な事がぎゅっと詰まった一冊となっています。

「SDGs時代の正しい主権者になろう いつか選挙に行く 君に知っておいてほしいこと」

「SDGs時代の正しい主権者になろう いつか選挙に行く 君に知っておいてほしいこと」
「SDGs時代の正しい主権者になろう いつか選挙に行く 君に知っておいてほしいこと」

最終日の今夜は、4章の「環境問題」を考える と、 5章の「政治のしくみ」を考えるから、編集を担当された中村さんが気になったテーマについて、伺いました。

4章「環境問題」では、二酸化炭素、エネルギー、原発、海洋プラスチック、絶滅危惧種など多様な環境問題が取り上げられています。特に中村さんが気になったのは「原発」について考える。日本の現状と、世界の様々な取り組みが比較され、わかりやすく掲載されいてます。「選挙、誰にいれる?」のもととなった学習補助本から情報が更新され、終わりが見えていないウクライナとロシアの戦争によって、例えば、フランスのように、エネルギー危機を契機に政策転換を行う国もあることを紹介いただきました。
5章「政治の仕組み」では、民主主義、憲法、元首、選挙権年齢、投票率、政党、国会議員の男女比など、政治システムそのものへの考察を深めることができる章となっています。中村さんが注目したのは「投票率」。投票率の高さにつながる諸外国の制度(投票義務、罰則)と日本の現状を比較し、日本の投票率の低さの問題点と、諸外国の学校教育における有権者教育の高さから若者の政治への参加が高まっているのがわかり、 若年層の投票率向上のための対策が日本でも必要というお話になりました。

 今の日本を知る、世界を知ることができる Gakkenから発売されている「新時代の教養」シリーズ「選挙、誰に入れる? ~ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと。」
ぜひ、今年7月28日に任期満了を迎える参議院議員の選挙の前に、読んでおきたい1冊です。

最後に、累計81万部をこえる大人気シリーズの最新刊についてご紹介いただきました。

Gakken/「新時代の教養 正しく疑う」


3月に発売されたばかりの 池上彰さん監修による「 正しく疑う」。「正しく疑う」という、新時代のメディアリテラシーに関する一冊。昨今話題になっているSNSでの誹謗中傷や闇バイト、悪ふざけ投稿に人工知能、フェイクニュースやデマなどの情報の受け取り方、発信の仕方について注意を促すような、大人の私たちも身につけたい内容となっています。


Gakken/新時代の教養 
「選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと。」
https://hon.gakken.jp/book/1020578100

Gakken/SDGs時代の正しい主権者になろう いつか選挙に行く 君に知っておいてほしいこと(全3巻)
https://hon.gakken.jp/book/8881158900

Gakken/ 新時代の教養「正しく疑う 新時代のメディアリテラシー」
https://hon.gakken.jp/book/1020597100

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