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「海とヒトとを学びでつなぐ」みなとラボに注目! 一般社団法人3710Lab 代表理事 田口康大さん④

今週は、「海とヒトとを学びでつなぐ みなとラボ」に注目!
お話を伺ったのは、「一般社団法人 3710Lab 」代表理事 田口康大さんです!

提供;みなとラボ


 「海と人とを学びでつなぐ」プラットフォームの「3710Lab」。学校や地域での海洋環境教育プログラムをはじめ、教育学者、科学者、エディター、デザイナー、アーティストなど多様な専門家と一緒に、海洋問題を自分ごとに考え、海と私たちとの望ましい関わりを探り、構築していくためのプログラムなど、数多く実施されています。

今夜は、発売されたばかりの本「TRAIL LEARNINGー未知を拓く冒険「歩く」」のお話から!

提供:みなとラボ


「TRAIL LEARNING」。初めて聞く言葉ですよね。それもそのはず、海とヒトを繋ぐ活動を行ってきた「なみとラボ」が新たにコンセプトに掲げた言葉です。海とヒトをつなぐために一番大切な事は海に行くこと。海辺を、浜辺を歩いてみるだけでも海と繋がるなって思っていた田口さんたちは、ふと、あまり海辺を歩く本がないと思ったんだそうです。 そこで、森林や原野、里山などにある「歩くための道」の「トレイル」と、学ぶの「ラーン」をつなげることで、デザイナー、詩人、アーティスト、写真家など、自ら道を切り拓く13名のクリエイターのそれぞれの視点で「歩くこと」の魅力を紐解き、歩くことを通して学びや気づきを深める新たなアプローチが提案されています。

提供:みなとラボ

また、もともとのはじまりとなった、日本の魅力を発信する『PAPERSKY』編集長のルーカス B.B.さんと開発した静岡県の「KATSUO TRAIL」を子どもたちと一緒に歩いたドキュメンタリーも収録されています。

提供:みなとラボ

他に、ご紹介いただいたのは、「新潟海洋高校カレンダー2025「海の上の8日間 海洋高校生が撮った乗船実習」。

提供:みなとラボ

こちらには、私たちの生活を支える船舶について学ぶ海洋高校の学生がどのような学習をしているのか、多くの人に知って欲しいという想いが込められています。実際に新潟海洋高校の学生と共に作ったもので、乗船実習時に、学生にフィルムカメラを渡し、残しておきたいシーンを撮影してもらった写真がカレンダーになっています。

提供:みなとラボ

そこに写っているのは、様々な表情の学生と青い海と空。どれもエモーショナルな風景となり、見る者の心をとらえます。カレンダーは、4月から始まり、来年の3月までとなっているので、今からでも十分使える仕様になっています。

さらにもう一つご紹介いただいたのが、「SEA PHOTO CARD」。

提供:みなとラボ

こらちは、海のカード写真が100枚入っているカードセットになっています。基本的には日本の写真家の写真を集め、カードの片面には、作家名とその作品の名称、さらに、いつ撮影されたものなのかが記載され、もう片面にその写真が入っています。こちら鑑賞教育としても使用できるカードセット。例えば戦前、前後を通じて日本の写真界に大きな貢献をした写真家、木村伊兵衛さんの写真も入っていたりと、古いものから新しいものまで100枚集めて、それを用いて遊ぶカードゲームです。遊び方は自由。こちらは販売はされていませんが、貸し出しやご要望があれば「みなとラボ」のスタッフが赴きワークショップ開催も相談にのってくれます。

他にも魅力的な本をたくさん制作されいてる「みなとラボ」。今夜ご紹介いただいた本はどれもワクワクするものばかり。ぜひ、「みなとラボ」から発売されている書籍を手にとってみてください。また、学生や学校からの海に関する学びについてのご相談も「みなとラボ」では募集しているそうです。詳しくは下記の音声配信をお聞きください。

一般社団法人 3710Lab
https://3710lab.com/
Instagram みなとラボ 3710lab

X みなとラボ @3710lab

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