今週は、9月29日日曜日に「クイーンズスクエア横浜 クイーンズサークル」で開催された「おもいやりマルシェ」での公開収録の様子をお届けしています!
ゲストは、「特定非営利活動法人 日本アンプティサッカー協会」から理事長の武田信平さんと、アンプティサッカー日本代表 エンヒッキ・松茂良・ジアス選手です!
アンプティサッカーとは、主に上肢又は下肢の切断障がい者によるるサッカーです。
6人の片足、下肢切断障害者がフィールドプレイヤー、そして、上肢切断しょう害者がゴールキーパーとなり、合計7人チームで行われます。
リハビリなどで使われるクラッチという杖で走りながら、巧みなボールさばきに鋭いシュートなど迫力ある試合が魅力のサッカーでもあります・・・・
今夜は、日本でのアンプティサッカーの始まり。そして、世界でのアンプティサッカーについて伺いました。
実は、日本にアンプティサッカーを広めたのは、今回ゲストにお迎えしたエンヒッキ選手なんです!エンヒッキ選手は、出身のブラジルで10歳のころから、アンプティサッカーを始め、18歳でアンプティサッカーブラジル代表に。そんなエンヒッキ選手は、子どもの頃から、何度か来日するチャンスがあり、日本に住んでみたいなと思っていた所、2008 年の18歳の時に仕事の関係で、日本に住むことになります。しかし、当時はアンプティサッカーが、日本では行われておらず、周りの方にやりたいと話をしていた所、仲間たち、多くの方の力により、ここまでこれたとお話されていました。
アンプティサッカーの発祥の地は、実はアメリカ。1980年代にアメリカ人の切断障がい者であるドン・ベネット氏が偶然ボールを蹴ったことから、この競技を思いつき、以降アメリカ軍負傷兵のリハビリの一環として採用され、一気に普及が進みます。現在、世界では 世界アンプティサッカー連盟に加盟しているのは40ヶ国以上。プレーしている国・地域となると、もっとあるのではないかとエンヒッキ選手のお話でした。
日本でのアンプティサッカーのこれまでの流れでは、2008年にエンヒッキ選手が日本にアンプティサッカーを持ち込み、その翌年には、連盟に登録し、2010年アルゼンチンで開催されたアンプティサッカーワールドカップに参戦! この時には、試合で勝つことができず、2012年 ロシアワールドカップでは、初めて引き分け。そして、2014年 メキシコワールドカップで、初めて勝利することができ、2018年 メキシコワールドカップでは、世界のトップ10入り!そして、2022年のトルコ大会は、初めてて大陸予選が完全導入され、予選を勝ち抜いた24カ国によって競われた記念すべき大会でした。東アジア王者の日本はグループステージでドイツ(3-0)、コロンビア(3-1)、メキシコ(2-0)と対戦し全勝で通過しましたが、決勝トーナメントの1回戦でタンザニア(1-3)に敗れ順位トーナメントに臨み、最終成績11位で大会を終えました。
エンヒッキ選手曰く、強いチームは、身体能力の高さはもちろん、スビート、テクニック、そしてチームの連携がよくとれていたそうです。アンプティサッカーのトップ選手は、健常者と一緒にプレーをしても同じ速さで、パスも、シュートも繰り出すことができるので、その辺りは、他のパラスポーツとは、少し違うポイントと、エンヒッキ選手はお話していました。
そんな迫力あるアンプティサッカーをリアルに観戦できるチャンスが今週末、やってきます。
「第13回日本アンプティサッカー選手権大会2024」が開催されます。
2024年11月2日(土)13:30 試合開始 18:30 試合終了
11月3日(日)9:30 試合開始 15:30 試合終了
15:45 表彰式・閉会式
会場 Anker フロンタウン生田
詳しくは、下記の日本アンプティサッカー協会のHP、SNSをご覧ください。
「第13回日本アンプティサッカー選手権大会2024」
https://japan-amputee.jp/2024/10/01/japan-championship2024/
JAFA | 日本アンプティサッカー協会 (j-afa.jp)
https://japan-amputee.jp/
JAFA | 日本アンプティサッカー協会 (j-afa.jp)
Instagrma amputee_football_jafa
https://www.instagram.com/amputee_football_jafa?igsh=emExODA0MHpjejJt&utm_source=qr
JAFA | 日本アンプティサッカー協会 X
https://x.com/jamputees
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