水辺で遊び、地球を知る「ヘリーハンセン」に注目! 株式会社 ゴールドウイン ヘリーハンセン事業部 山﨑真悟さん②
今週は、水辺で遊び、地球を知る「HELLY HANSEN」に注目!
詳しくは、この方に伺っていきます!
株式会社 ゴールドウイン ヘリーハンセン事業部の山﨑真悟さんです!
創業147年の歴史をもつ、“海”を代表する人気のアウトドアウェアブランド、ノルウェーのヘリーハンセン。世界初の完全防水ウエアの発売をはじめ、今では、海から山までのさまざまなアクティビティを快適かつ機能的にサポートする製品を作られています。
ヘリーハンセンでは、「すべては海や水のためにできること。」をキャッチフレーズに、
このきれいな海が、10年後も100年後も変わらず、多くの命を育む場所であるようにと、
「H2O PROJECT®」を2016年から再始動されました。
「H2O=水」ではありますが、さらに、ヘリーハンセンのイニシャルである2つの「H」と、Oceanのイニシャルである「O」の想いも込め、“水”と“海”を守る責任を、より継続的な活動とするために「H2O PROJECT®」と名付けたそうです。創業者のヘリーハンセンだったらどうするか・・デザインやアクションを考える上で常に大切にしているポイントなんだそうです。
昨日は、石垣島で回収された海洋漂着ゴミ・ペットボトルから再生されたポリエステルを使用ている「UpDRIFT」スーベニアTシャツのお話を伺いました。
今夜は「北海道・知床 ルシャ湾で回収された漁具・ブイを原料にしたフリスビー」からご紹介!
海ごみの多くは漁具といわれています。ここ神奈川県でも網やブイなどが流れ着きます。今回、DJミツミが手にしたフリスビーは、北海道 知床にあるルシャ湾で回収されたブイをもとに作られたもの。昨年2023年の12月までに回収されたブイの量は、重さに換算すると約400kg!そのごみを野外で楽しむおしゃれなフリスビーへと生まれ変わらせています。
さらに、「H2O PROJECT®」では、ヨットの帆を回収し、アップサイクルする「 VINDKRAFT」も実施されています。ヨットの帆は、効果的に風を集め、その力を推進力に変えて進むため、常に高い耐久性や強い日差しに耐える素材が求められます。その素材にはカーボン、ナイロン、ケブラ、ダクロンなど様々あり、長い航海を終えて役目を終えた帆は、そのほとんどが産業廃棄物として処理されているんだそうです。そこで、葉山マリーナにある「ヘリ―ハンソン」では、ヨットのオーナーから役目を終えた帆を回収し、帆にはどんな航海をしてきた物なのかわかるようタグづけもされ、一点物の貴重なバッグやエプロン、ビーチチェアやビーチパラソルに作り替えで、海辺、水辺で役立つアイテムとして息を吹き込まれています。2023年末までに回収された帆は174枚。そこから212ものアイテムが作られています。
また、海の現状を知ってもらう取り組みとしては、横浜・八景島シーパラダイスにSEABIN設置されています。この「SEABIN」は、海の生き物たちの邪魔することなく、海洋浮遊ゴミを自動回収するバケツ型の装置です。オーストラリアで2014年に生まれ、今では世界各国に広がり、季節にもよりますが、2mm以上のマイクロプラスチックをキャッチして、1日あたり1.5Kgものゴミを回収しています。一度に多くの海洋ごみを回収するものではありませんが、ゴミの種類などの分析などを進めレポートしていく事も考えているそうです。
「H2O PROJECT®」の取り組みはまだまだあります！明日も引き続き、伺っていきます。お楽しみに。
番組を聞いて、「UpDRIFT」スーベニアTシャツを買いに来て下ったリスナーさんがいらっしゃったと、店長の佐藤さんからうれしい報告もありました!ありがとうございます!
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください！
番組への感想もお待ちしています。