今週は、太陽光だけで走るEVに注目!
詳しくは、この方に伺っていきます!
相模原市にあります 株式会社PXP 最高技術責任者の杉本広紀さんです!
「株式会社PXP 」といえば! 今年1月の「第16回オートモーティブワールド」でも話題になった「太陽光だけで走るEV」を手掛けている会社です。
2020年に設立された日本発のグリーンテック開発スタートアップ企業で、相模原市橋本にある産業創造センターにオフィスを構え、20年以上にわたり、再生可能エネルギーの研究開発・生産に携わってきたメンバーが集結し、会社のモットーとして「いつでも・どこでも・だれでも自由に使えるクリーンエネルギー」の開発に取り組んでいらっしゃいます。
そんなPXPが1月に発表したのが「太陽光だけで走るEV」。
こちらは、三菱自動車のEV i-MiEVの屋根約2平米の面積に、PXPが開発した「軽くて曲がる太陽光電池」を張り付けたもの。
PXPが開発した「曲がる太陽電池」の大きさは、5千円札を立てに半分にした大きさで、太陽光発電は0.5mmという薄さで、さらに、カバーを付けても0.7mm! それを332枚貼り付け、車の主電源に使えるようにしたもの。1枚当たり、1.1Wくらい発電するものなので、360Wくらい発電し、1日の発電でおよそ16キロメートルは走れるものになっている実証EVにんだそうです。
実際にスタジオにもその太陽光電池をお持ちいただきましたが、軽く!ペラペラ!
最初に乗せた実証EVは、16キロですが、もっと屋根の広いEVに載せたら、およそ24キロくらい走れるものに。さらに、高性能タイプを作っているそうで、そちらが乗せられるようになれば37キロくらいは走れるように!!
日本の1日車を乗る距離の調査によると、1日20キロ以内の方が5割。40キロ以内を含めると8割の方になるため、8割の方がソーラーだけで走るEVで賄えるようになるかもしれません。
かつて、テレビ局の企画で、大きな板状のパネルを乗せて走る企画がありましたが、あのパネルは1枚50キロと重く、1日6~7Kmという性能でした。それが、今回作られた実証EVの「曲がる太陽電池」は、1平米1kg、つまり今回の実証EVの屋根には2kgの曲がる太陽電池がついているという事になります!
「クリーンなエネルギーを いつでも どこでも だれでも 自由に使える世界を目指して」をモットーとするPXPに期待が高まります!
詳しくは、PXPのホームページ、SNSをご覧ください。
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