湘南の サステナブルブランド「After Blue」に注目! 合同会社BLOOP 渡邉駿さんと伊藤紘之さん②
2023年ラストウィークは、湘南から気持ちのいい風を運んでくれる
サステナブルブランド「After Blue」に注目!
スタジオには合同会社BLOOP 渡邉駿さんと伊藤紘之さんをお迎えしました！
2021年に「After Blue」を立ち上げた渡邊さん。以前からサステナブルな衣類や環境問題に興味があったのか・・というと、実は、全くなかったとか。前職の会社での新規事業での企画として、ビーチクリーンをしたらイメージアップになるのではないかとの話があがり、すでに鵠沼に引っ越してきていた渡邊さんは、軽い気持ちでビーチクリーンを始め・・気が付いたら、ビーチクリーンに夢中になり、土曜日に拾って、日曜日に拾って・・などと繰り返している中で、拾った翌日にまた元通りのビーチになってしまうのを体感し、拾っているだけではゴミはなくならないんだなと気が付き、ごみの多くは、街、川、海と流れてくるため、もっと早い街の段階で何とかしないといけないと思ったんだそうです。では、何が出来るのか・・と考えた時に、前職の時に偶然再生素材について調べたことがあり、ビーチクリーン仲間に、再生素材の衣類があることを訪ねてみると、あまり周知されていないことが分かり、もっと、この再生素材の衣類の事を広めることで、遠回りであるけれど、海に流れ着くゴミが減るのではないかと思って、始めたんだそうです。
きっかけは、何でもよくて、一度でもビーチクリーンに参加したりすると、街のゴミも気になるはじめるため、まずは、その一歩を踏み出すことが大切とも、渡邊さんはおっしゃっていました。
今夜は、衣類再生素材を使った商品をご紹介いただきました。今、街で衣類の回収ボックスを見かけることが増えましたよね。中でも早くから取り組み始めていたのが、「BRING™」。
日本環境設計が作るBRING™は服から服をつくるために、使われなくなった服を消費者から回収する活動を様々なブランドと連携して行っています。回収した服のポリエステルは独自のBRING Technology™により化学的にリサイクルされ、まったく新しいポリエステル原料に生まれ変わります。この原料を加工してつくられた糸や生地などのサスティナブル素材がBRING Material™です。また、ポリエステル以外の原料も可能な限り資源にまで再生されています。
そんな衣類再生素材を使って「After Blue」が作っているのが、パーカーと、トレーナー、ヘビーウエイトTシャツ、トートバッグなど。
まず、DJミツミが驚いたのが、その感触。パーカーを手に取ってみると・・まるでコットンのような風合い。しかし、タグを見てみると、100%再生ポリエステル!この素材を使ったもの全般に言えることが、どれも乾くのが早い！パーカーも洗濯して翌日にはすっきり乾いているくらいで、さらに、この夏、大人気だったヘビーウエイトTシャツは、厚手なオーバーサイズで着たい一着なのに、脱水を終わった洗濯機の中から出すときにすでに半分くらいは乾いているというくらい優秀。さらにシワになりにくいため、何も知らずに購入した人から、いい! と、リピートする人が続出。
ブランドアンバサダーの伊藤さん曰く、パーカーは「After Blue」のデザインの良さが出ていて、袖口のリブの長さが、通常のものより1.5倍長く、まくり上げた時にずり落ちてきにくいのもおすすめとか。また、裾が後ろの方が少し長くなっているため、ボトムにInする時にももたずかずに、すっきり切れるのも人気とおっしゃっていました。
さらに、DJミツミも、リブが長いと華奢に見えるだけにいいでね!と話が盛り上がっていました。
価格は、衣類の回収や工程の多さのために、どうしても少しお高めになってしまいますが、その素材のストーリーとデザインの良さを考えれば、納得のお値段なのではないでしょうか。
3人の盛り上がり具合については、下記の音声配信をチェック!
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください！
番組への感想もお待ちしています。