今週は、丹沢の登山を支えてくれているこの方をお迎えしました!!
大山のスーパー歩荷、丹沢のスーパースターこと、北樋口康さんです!!
歩荷(ぼっか)とは・・荷物を背負って、山小屋などに荷揚げをする人。
北樋口さんは、丹沢の大山でケーブルの最終の駅から山頂の売店まで、約500mの高低差を平均70キロもの荷物を担いで登っていらしゃいます。
ちなみに・・丹沢・大山の標高は1252 m。伊勢原市、秦野市、厚木市にまたがる美しい山です。山の頂上には阿夫利神社の本社があり、古くから観光も兼ねた参拝「大山詣り」が
人気の山でもあり、年間13万人もの方が登山を楽しむスポットとなっています。
北樋口さんは、現在、55歳。17年前からその大山の歩荷として、毎週末、祝日も合わせると1年間になんと200回以上、山頂でのお水やおいしい豚汁の具材を運んでくださっています。
スタジオには、北樋口さん専用の背負子とストックをお持ちいただきました。
背負子だけでも、ちょっとした重さがありますが、この上に缶ビールやお水などを積んでいくんだとか。ただし、積み方も気を付けないと箱がつぶれてしまったり、雨露に濡れて崩れやすくなったりと、難しいそうです。
自分の頭よりも高く積んだ荷物を背負って・・大山でも一番人気の山道を歩いて登りますが、その傾斜、道のりは決して楽ではありません。荷物の負荷がすべて肩にかかるため、登山のリュックとはまた違う背負い方になるんだそうです。
どんなに強靭な大男なのか・・と想像してしまいますが・・毎日のトレーニングはランニングだけとのこと。
その様子は、ぜひ、北樋口さんのInstagramでチェックしてみてください!
実は、北樋口さんの本業は別にあって、無償で歩荷を17年間続けているんだとか!
明日は、なぜ、北樋口さんが歩荷を始めたのか、詳しく伺っていきます。お楽しみに。