想いも素材もピースフルに循環！ 株式会社カミーノに注目！代表取締役 深澤幸一郎さん①
今週は、想いも素材もピースフルに循環するサステナブルな社会を目指す「株式会社カミーノ」に注目!スタジオには、代表取締役 深澤幸一郎さんをお迎えしました!
「カミーノ」は、2015年に紙をアップサイクルして資源循環を実現しようと立ち上げられたベンチャー企業です。深澤さんは前職で紙のリサイクルに携わり、紙から紙だけでなく他にもアップサイクルできるのではないかと想いから立ち上げられたそうです。
「カミーノ」が制作している代表的な商品の一つが、世界からも注目されている扇子「FANO」。
広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」には、毎年世界中から平和への祈りが込められた千羽鶴が約1000万羽、重さにして10トンにもなる折り鶴が贈られています。平和の想いを昇華させる取り組みとして、2011年より、広島市のイニシアティブで始められた事業に賛同し、長年保管されてきた折り鶴から作る折り鶴の再生紙を使った商品開発、販売を手掛けることに。そこから誕生したのがおしゃれに長く使ってもらえる商品をと考案された「FANO」です。
環境にやさしくスタイリッシュな紙の器 WASARAを手掛けてきたプロデューサー田辺三千代さんが2014年の終戦記念日にフランスで出会った、約１００年前のフランスが誇る自転車レース「ツール・ド・フランス」のノベルティであったという丸い扇子。かつてヨーロッパの芸術家たちがあこがれたジャポニズムから絵画の中にその原型が描かれていたりします。
持ち手にはヒノキの間伐材が使われ、パッケージの箱にも広島の折り鶴再生紙を使用。
その商品に込められた想い、高いデザイン性から、世界のハイブランドからも注目されています。
日本からのお土産としてもおすすめしたい「FANＯ」。
詳しくは、「平和の風 FANO」のサイトをご覧ください。
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