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結婚式をすべての人へ!「W2-Dress」デザイナー「Mトワル」代表 宮澤久美さん③

今週は、結婚式をすべての人へHOPE WEDDINGSを手掛けている W2-Dressデザイナーで、福祉衣服Mトワル代表の宮澤久美さんにお話を伺っています。
 
宮澤さんが手掛けている、全ての人が望むウェディングのプランニングをする「HOPE WEDDINGS」のInstagramには、江ノ島フォトウェディングが公開されています。海が好きなカップルのために、片麻痺の花婿さんがボートに乗れるかなどを事前に確認。場所、導線、ユニバーサルデザインなどをチェックして準備されています。
今後は車椅子ダンサーの夫婦の丸の内・東京駅前でのフォトウェディングを予定。「HOPE WEDDINGS」では、場所を選ばないのも魅力です。
ほかにも、視覚障害の花嫁さんが山手のイギリス館でのウェディングを。オペラ風の歌会で出会ったお2人なので、歌を歌い合えるパーティーを予定しています。中世のようなコスチュームや、ビジューがたくさんついて触っても特別感が分かるドレスを選ばれています。
スカイツリーや浅草、江ノ島水族館、キャンプ場などでも出来るようにしていきたいと展望も教えてくださいました。

宮澤さんはよりヴィジュアルに訴えることが大事と、2019年から障害当事者をモデルにした「ファッションショー」も行っています。

逗子アートフェスティバルで「みんなでアート」という団体に所属し、自分らしく表現できる場にしたいと、予算×面白さ×SDGsを組み合わせて、モデルとハンドメイドが好きな健常者とペアになり古着を2つ以上組み合わせて、着たいものをデザイン。

 

後日ソーイングワークとして同じペアで、ミシンを持ち込んで衣装を制作。片麻痺でも上手に縫っていたり、みなさんのチャレンジ精神に驚いてるとか。「みんなでアート」のコンセプトは、障がいがあっても認知症でも、高齢でも子どもでも大人でも、自然に混ざり合う風景が逗子にはあります」とのこと。多くの方に、そんな風景を体験してほしいと、ワークショップは逗子文化プラザのオープンスペースで色々な人が見られるようにしているため、通りかかる人に声をかけられ、そこから参加される方もいるそうです。

 

ファッションショーでは、ランウェイを歩くのに、車椅子などでの見せ方をダンス教室の方や元モデルさんからアドバイスをもらって行うそう。ヘアメイクもして気持ちをMAXにして臨んでいるとか。

 
今年のファッションショーは、11月25日金曜日午後5時から。 
逗子市文化プラザ さざなみホール
今までのファッションショーの展示や障害があるかたのアート展なども開催。観覧は無料です。
 
 
 
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