今週は、結婚式をすべての人へHOPE WEDDINGSを手掛けている W2-Dressデザイナーで、Mトワル代表の宮澤久美さんにお話を伺います。
宮沢さんは、アパレル企業でデザイナーとして働いた後、2014年にオーダーメイド工房Мトワルを設立。その後、お母さまの脊髄小脳変性症(ALS)の進行で洋服が着にくいという問題に直面し、障害とファッションについて考えるように。渋谷区のコオフク塾という障害とファッションを考えるワークショップに出会い、障がいを持つ方に向けてリメイクやオーダーメイドを手掛けるようになりました。
ブランド名のW2-Dressとは、Wheelchairと Weddingの2つのWを取ったもの。
W2-Dressの車椅子ウェディングドレスは、座った状態で5分ほどで着られるようになっていて、通常のドレスだと座った時に後ろの部分が邪魔になってしまうという問題も解決しています。介助者の方が着せやすいような工夫があり、現在15、6点のドレスがあります。
生地から作っていくと価格が高くなってしまうことから、ドレスをアップサイクルして車いす用にリデザインされています。ドレスは中古品が出回らず廃棄処分になってしまう現状があることも。まだ使えるようなキレイなレースやビジューが付いた中古のドレスをもう一度生まれ変わらせています。
2019年に逗子で車椅子ドレスのファッションショーを開催。モデルさんに来てもらう際に引っ掛かりなどの問題を発見し、トライ&エラーを繰り返しながら現在の形になっていったそうです。
明日もさらに車椅子ウェディングドレスについて伺っていきます。
☆車椅子ドレスのサイト W2-Dress
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