三宅島のクジラ 沖山雄一さん①
今週は、三宅島のCAFE 691/有限会社沖倉商店 代表の沖山雄一さんに、三宅島のクジラについてお話を伺っています。
三宅島で生まれ育った沖山さんですが、小学生の頃にマッコウクジラの死体が打ちあがったことなどはあったものの、これまで島でクジラを見たことはなかったそう。
ところが、2018年11月に突然カフェからクジラを目撃！一度限りの偶然かと思いきや、それからほぼ毎日クジラを見られるように。
沖山さんのカフェは海抜16メートルにあり、すぐ下が港。お客さんが肉眼でクジラを見られるくらい海に近く、もっとよく見られるようにお店では双眼鏡も用意しているのだとか。
最近は、11～3月ごろにクジラが南の暖かい海で子育てをしていることがわかってきていて、子育てのために三宅島に来ていると言われています。
そんなクジラが見られる三宅島がどんなところなのかも伺いました。
本土から180キロ南にある、山手線一周くらいの大きさの島。船では竹芝桟橋から6時間半、飛行機では調布飛行場からプロペラ機で45分で行くことができます。
火山の噴火で三宅島を知っている方も多いと思いますが、1983年の噴火では当時高校生だった沖山さんのお店や自宅は溶岩に埋まってしまったのだそうです。2000年の噴火後、現在は噴火の兆候は見られていません。
平均20度程度の温暖な気候で、釣り、ダイビング、トレッキング、バードウォッチングなどのレジャーもさかん。また沖山さんのCAFE 691はクライミングの情報基地にもなっており、島内にクライミングができる場所は100か所以上。また雨の日は屋内の施設でも楽しめます。
三宅島では、現在ザトウクジラの目撃情報を募集中。船だけでなく見通しの良い丘からもクジラを見られ、沖山さんはカフェからクジラの動画を年間で250本撮ったほどだとか。
TwitterなどのSNSで、 #三宅島クジラ #クジライン と検索するとヒットするので、ぜひ三宅島の海を泳ぐクジラの様子をチェックしてみてください！
☆三宅島 沖倉商店 CAFE691 https://ameblo.jp/okikura/
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