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サステナブルな生き方をガイド!Webメディア「ELEMINIST」プロデューサー 深本南さん②

今週は、サステナブルな生き方をガイドしてくれるWebメディア「ELEMINIST」プロデューサー・深本南さんにお話を伺っています。
 
日常がエシカルアクションの塊のようだと語る深本さんは、自転車にトングとゴミ袋を常備し、ゴミ拾いをするのが日課です。でも毎日同じ場所を掃除していてもゴミは減らず、お花見のピーク時の代々木公園では巨大なゴミ箱がどんどん設置されるのを見て、腹が立ったと言います。
「お花見でゴミが出ない方法はないのか?」と思いついたのが、「ゼロウェイスト(ゴミを出さない)のお弁当を作ればいい!」というアイデアでした。早速、マカダミアナッツミルクやヴィーガンデリを扱う代々木八幡のカフェ「THE NUTS EXCHANGE」に相談すると、すぐに竹の皮で作られたおむすびセットを作ってくれたのだとか。有機野菜や無農薬な材料で作られたお弁当で、GWまで「ELEMINIST」とのコラボで販売されています。
怒りが商品開発に繋がったことに、環境問題に触れると涙することや怒りも多いけど、受け止めて何をすればいいのかを楽しく置き換えて、笑いや商品を生み出していくことを土壌として、大切に過ごしているとお話されていました。
 
来月、5月3日は「ごみの日」、5月30日が「ごみゼロの日」ということで、「ELEMINIST」では5月の1か月間でのゴミゼロアクションキャンペーンを企画中。ゴミ拾いをする人が増えるきっかけとなるように、みんながゴミ拾いをしたくなるような企画を準備しているということです。
また「ELEMINIST」のWebショップでは、ゴミ拾い用に開発されたトングを販売されていて、とても人気!細かいものも拾いやすく、1% for the Planetに加盟しているので買うだけで環境保全に寄付される仕組みもついています。
 
☆ごみ拾いトング - MAGIP 
☆ごみ拾いトング - MAGIP ZERO(黒帆布ケース付き) https://shop.eleminist.com/products/magip-gds-tong-zero
 
ショップには、他にも竹製品も。災害の多い日本では、地震でグラスが割れたり、水害で最終的に海まで流れることを想像すると、いずれは土に還るものを意識して、竹のグラスなどを取り扱っています。アイテムにも一つ一つ意味があり、中でも竹製品は日本の伝統工芸品でもあるので増やしていきたいとか。
 
 
「ELEMINIST」が国内外の幅広いトピックの選定で常に大事にしているのは「Think Globally、 Act Locally」という言葉。日本はまだまだエシカル後進国だと言われますが、実際にニュースを選ぶうえでも海外のほうが先をいっていることが多数。
日本でもマネできる、実践できることを優先的に取り上げています。会社でのプレゼンテーションや、日ごろから悶々としている人に、社会を変えられる勇気を与えられるようにしたいと、その想いを語ってくださいました。
 
中でも最近アクセス数が多かったのが、「ドイツ・ベルリンで世界最大のカーフリーゾーンの設置を検討」というニュース( https://eleminist.com/article/1990 )
街に車を入れないゾーンをつくるというもので、市民5万人以上が署名。実はこれは2019年に3人の市民がアイデアを練ったところからスタートしたもの。自分たちでもアクションを起こすことで国を変えることができる事例として、心の支えになった人もいるのではないかとおっしゃっていました。
 
明日は「ELEMINIST SHOP」で人気のエシカル商品について伺います!
 
 
☆webメディア「ELEMINIST」
 
☆深本南さんのInstagram
 
 
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!
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