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2021年5月12日(水)SDGs Quest みらい甲子園・立花学園高等学校 鉄道研究部①

「SDGs Quest みらい甲子園 神奈川県大会 2020」の
全94チームの中から、ベスト10に選ばれた学生の皆さんをご紹介しています。
 
今回初めて開催された「SDGs Quest みらい甲子園 神奈川県大会」は、
高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、
社会課題解決に向けたアイデアを考える機会を創発し、
そのアクションアイデアを発表・表彰する大会。
 
今日と明日は「町の消滅を防ぐために~松田町への提言~」を考えた
立花学園高等学校 鉄道研究部
部長の藤田恵三くん、小林凌輔くん、鶴水大河の3人にお話を伺います。
 
 
鉄道研究部の探求テーマは、
「SDGsを羅針盤とした街づくり~松田町は、どうすれば消滅可能性都市から脱却できるか~」
立花学園高校がある足柄上郡松田町では、現在、管理の行き届かなくなった
森林の環境悪化が進み、人口減少にも歯止めがかからず、
このままでは、町全体が消滅もありえるという危機に直面しているという事を知り持続可能でコンパクトな街づくりの方法を一緒に考えてみたいと思ったのがきっかけ。
 
鉄道研究部が考えたアクションアイデアは、
足柄上郡松田町の松田山ハーブガーデンの改善、
松田駅、新松田駅周辺の整備、松田駅、新松田駅からの公共交通の充実、市街地への誘導と、機能の集約化、
教育環境の整備と、子育てしやすい街づくり、
女性が活躍し、町民が主体の街づくり
木質バイオマスの事業化と促進、
再生可能エネルギーの普及と防災との連携、
環境に配慮した交通対策、自然資源の保全。
 
町全体の活性化に向けて、たくさんの提案を作成していましたが
松田町についてあまり詳しくない部員もいて、
そもそも具体的にSDGsアクションを進められるような考え方に達していなかったり、
いろいろと情報不足の点もあったことが大変だったと話していました。
後に松田町役場にSDGs関連のインタビューに行ったり、
松田町の現状を知ることで、SDGsアクションの解決に向けて考える機会にもなり、
松田町の現状をSDGs以外でも解決できるかという考え方で、
物をとりあえずいろんなとこから集めてみようなど、
自分たちから調べるきっかけにもなり、SDGsにやはり前向きに取り組んでいく
意欲を開くこともできたので、いい勉強にも、いい機会にもなりました。
 
実際に役所にインタビューなどに行ったことで、より具体的な提案に。
駅周辺の公共交通については、バス・タクシー路線を見直す方向で
思い切って既存の路線バスを縮小し、小回りのきいて無駄の少ない
デマンド型の交通にシフトすべきと考えています。
 
さらに、木材の街であった松田町だからこそのアイデアが
立花学園「まつだ木の学校プロジェクト」の全国発信。
現在松田町が取り組んでいる町内唯一の小学校の校舎を
地域の木材を活用した木造校舎に建て替えるというもの。
全国でもまだ2校しか前例のないこの素晴らしいプロジェクトを
全国に向けて発信し、この理念に賛同する人たちを全国から募ることで、
教育環境の改善と就学者の増加をはかります。
 
大会当日は、楽しむことができたという小林君。 
他校のアクションアイデアがすごくて、 驚きや、参考になった部分もあり
また参戦する機会があれば、ぜひとも入賞に向けて頑張っていこうという
意欲にもつながりました。と語ってくれました。
 
明日は、3人に松田町のいいところや、好きな鉄道についても伺っていきます!
 

☆学校法人 立花学園高等学校

 
3月27日の大会の様子は、YouTubeで見ることができます。
 
☆SDGs QUEST みらい甲子園 
 
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