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2021年4月6日(火)小田原・鈴廣蒲鉾②

今週は、小田原で持続可能な社会・地域づくりに貢献されている
株式会社鈴廣蒲鉾本店 企画部 広報担当 酒井早佑子さんにお話を伺っています。
 
今夜は、鈴廣の「食からつなげる持続可能な社会づくり」についてのお話でした。
 
エコなかまぼこづくり
かまぼこの原料には、持続可能な漁法で獲られた魚を使用しています。
素材をそのまま生かしたものづくりにこだわり、
合成着色料や保存料は使用していません。
 
明治以降、ブリの街として知られた小田原。
小田原、箱根、丹沢の山に降り注いだ雨や、立派な森から魚が育ち、
水産業や木工業が盛んでした。
しかし現在は森林の手入れが行き届かず、
小田原の海に魚が減ってきてしまっています。
豊かな森と海の資源を取り戻すため、
森林の手入れや間伐を行う活動を行っています。
 
食の循環をテーマに、かまぼこを作る際に出る魚の皮やアラなどを魚肥「うみからだいち」として活用。
魚肥を使って作物を育てることで、魚肥が大地に浸透。
大地から川を通って、海に流れ、魚たちに還元されます。
水産業と農業をつなぐ啓発活動として取り組まれています。
さらに、この肥料を使って育てた農作物で
「しそかをり巻き」や日本酒「海と大地」、ジャムやフルーツソースも作っています。
この商品はオンラインショップでも購入できますよ。
 
明日は「鈴廣」本社の建物での取り組みについて伺います。
 
 
☆鈴廣かまぼこ
 
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