今週は、世界初となるサーキュラーエコノミーの実現を目指してスタートされた 循環型ショッピングシステム「Loop」のLoop Japan合同会社　 アジア太平洋リージョナルマネージャー　エリック・カワバタさんにお話を伺っています。 Loopは2月に東京都の協力を得て、丸の内のオフィスビルと三越でトライアルを実施しました。 オフィスビルで一番多いゴミという弁当容器。 テイクアウト弁当プロジェクトとして、 1つのビル内に単独でシステムをセットアップして 循環できるか実証実験を行いました。 1軒ずつでも導入するビルが増えていけばネットワークを立ち上げ 今後はどこからでも購入・返却ができるようになるということなんです。 実験では、廊下やエレベーターホールに返却箱を設置しましたが 返却率はなんと100パーセント！ エリックさんは日本人はマメですごいと思ったそうです。 弁当を買う際に容器代も支払うが、返却時に300円分のクーポンが もらえるのも返却の動機になったのではと分析しています。 参加したお客様からも「ゴミになるというのは考えるので その選択肢があれば使いたい」とフィードバックが来たそう。 そして、三越では２週間実施。 期待より参加者が多く、まだ結果は出ていないが７〜８割が返却されるのではという見立て。 お店側も「お客さんの反応もよくポジティブで将来的にも導入したい」という意見が返ってきているそうです。 国内でも注目が集まるLoop。 まずは都内のイオンから、今後は神奈川県内にも広がっていく予定です。 ★Loop Japan https://loopjapan.jp/