今週は、世界初となるサーキュラーエコノミーの実現を目指してスタートされた
循環型ショッピングシステム「Loop」のLoop Japan合同会社
アジア太平洋リージョナルマネージャー エリック・カワバタさんにお話を伺いました。
Loopは今年スタートした販売システム。
調味料などの容器をプラスチックや紙などの使い捨てではなく、
ガラスやステンレスなど再利用できるものに変え、
消費者が使い終わった容器をLoopに返却。
殺菌・洗浄をした容器にメーカーが商品を充填して販売します。
もともとLoopは、アメリカのリサイクル企業・テラサイクルのグループ企業。
廃棄物を減らすためにはリサイクルできる素材を循環するだけでは解決できない
並行して再利用もしていかなければいけないということで立ち上がりました。
具体的なシステムは普通の買い物とあまり変わりません。
通販では受け取ったものを使い、再注文した商品を受け取る時に空き容器を回収。
また海外で軌道に乗りつつあるのが、店舗での販売。
店舗内にLoopの商品を置くコーナーを作り、その隣に返却箱を置きます。
買い物に行く時に空き容器を返却すればいいので
通販でも買い物でもライフスタイルを変えずにLoopを取り入れる事ができ、
再利用するのでゴミを出す必要もなくなります。
Loopで扱っているのは、味の素の調味料や、ロッテのガムなどの食用品や
シャンプーなどの日用品など幅広いラインナップ。
安心して使っていただくために大手のブランドからスタートしていますが
新商品も載せていきたいと、エリックさんが展望を語ってくださいました。
通販のシステムはすでに予定していた5,000世帯以上の申し込みがあり、
注目が集まっています!
明日もLoopの取り組みについてお話を伺っていきます。
★Loop Japan
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