
今週の名曲は・・・
「The Who / Daddy rolling stone 」
(ザ・フー / ダディ・ローリング・ストーン)
Droogはいつもツアーで自分達が好きな曲をカバーするのですが、先週始まったばかりの地獄めぐりツアーではこの曲をやるのでオンエアしました。
原曲はオーティス・ブラックウェルという黒人シンガーなんですが、なんとこの人エルビス・プレスリーやジェリー・リー・ルイスなどへ曲を提供していた凄い人物。
ただ僕がこの曲を知ったキッカケは、ジョニー・サンダースが自身のソロ・アルバムでカバーしていたからです。
その後にオンエアしたザ・フーのバージョンのカバーを聴いたのでした。
ゴキゲンなR&Bで、踊れる曲調、ちょっとふざけた色気たっぷりのコーラス、ユーモアの効いた歌詞。
今までのDroogにはないミドルな曲調や雰囲気で、この曲をカバーしたらどうなるのだろうと思ったところから始まりました。
そしていざやってみたら、さすが名曲!
コレだ!とピッタリはまったのでした。
今回のツアーの1つのテーマでもある「メンバー全員コーラス」というのにも見事マッチしてました。
カバーの良いなと思うところは、そもそも僕がオーティス・ブラックウェルの原曲を知れたのも、ジョニー・サンダースやザ・フーがカバーしていたからであって、このバンドがカバーしてなかったら、オーティス・ブラックウェルを知ることもなかったと思います。
そうやって出会ったバンドが沢山あり、カバー というのは音楽を掘り下げる、大きな大きなキッカケとなるのです。
なんて真面目なトーンで今日は終わります。
リスナーの皆さんも、
是非ともライブでDroogカバーのダディ・ローリング・ストーンを聴いて、腰を振ってください。
自分で言うのもなんですが、わりとイケてますよ...。
それでは来週もお楽しみに!
なんと僕が初めてインタビューをします。
記念すべきお相手は、あのザ・ジャムのポール・ウェラーの息子。ナット・ウェラーです!
Droog/カタヤマヒロキ