直木賞の候補作品にもなりました、荻原浩さんの小説が原作です。
父親の転勤で、東京から岩手の古民家に引っ越した一家とその家に住み着く座敷童との交流を描いた、そりゃなんともハートフルな映画でした。
家族それぞれが悩みを抱え、それを家族みんなで紐解いていくという家族愛も存分に描かれています。
そして、なんと言っても主演水谷豊さんの存在感。相棒シリーズで有名の俳優さんが、1983年ぶりの主演だったそうです。弱い部分を見せながらも家族を思い、支えて行く様子が押し付けがましくなく入って来ます。