今週は、「年齢と演奏の関係」についてお話しいただきました。
以前練習した曲を久しぶりに聴いたり、演奏したりすると、「あれっ?」と思うことはありませんか。同じ曲なのに、以前とは違った印象を受けることがあります。
プロの演奏家の演奏にも、そうした変化を感じることがあります。
今回は、フランスのフルート界の巨匠、ジャン=ピエール・ランパル(Jean-Pierre Rampal)の演奏を、年代ごとに聴いていただきました。
28歳(1950年)、40歳(1962年)、51歳(1973年)、62歳(1984年)と、それぞれの年齢で演奏された同じ曲を聴き比べながら、年齢とともに変化する演奏の魅力に触れていただきました。
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🪈 ジャン=ピエール・ランパル(Jean-Pierre Rampal, 1922–2000)
フランスを代表する世界的フルート奏者。パリ音楽院で学び、1944年にフルート科の第一位を獲得。1945年、フランス国立放送でのイベール「フルート協奏曲」の演奏をきっかけに、ソリストとしての活動を本格化させた。その後、ソロ、室内楽、オーケストラで幅広く活躍し、フルートを国際的なソロ楽器として広く世に知らしめた。バロックから現代音楽までレパートリーを広げ、多くの作品の初演や録音にも取り組んだ。1969年からはパリ音楽院で後進の指導にもあたり、20世紀を代表するフルート奏者の一人として知られている。
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🔹 年代別の演奏を聴き比べてみました。
ヨハン・セバスティアン・バッハ
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
変ホ長調 BWV 1031
第2楽章「シチリアーノ」
第3楽章「アレグロ」の一部
フルート:ジャン=ピエール・ランパル
チェンバロ:ロベール・ヴェイロン=ラクロア
チェンバロ:トレヴァ・ピノック *1984年録音
Johann Sebastian Bach
Sonata in E-flat major for Flute and Obbligato Harpsichord,
BWV 1031
2nd Movement: Siciliano,
3rd Movement: Allegro (Excerpts)
Flute: Jean-Pierre Rampal Harpsichord
Robert Veyron-Lacroix Harpsichord
Trevor Pinnock (1984 recording)
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1950年 28歳の録音
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1962年 40歳の録音
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1973年 51歳の録音
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1984年 62歳の録音
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🪈 萩谷康一さん
今日は、フランスのフルートの巨匠、ジャン=ピエール・ランパルが、28歳、40歳、51歳、62歳のときに録音した演奏を、ほぼ10年ごとに聴いていただきました。
不思議なもので、年齢を重ねるにつれて、さまざまな経験が少しずつ積み重なり、知らず知らずのうちに、それらが演奏にも自然と表れてくるのではないでしょうか。
皆さんは、それぞれの演奏にどのような違いを感じられましたか?
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🔹エンディング:
フランソワ・クープラン
恋の鶯
🪈 フルート: 萩谷康一さん Koichi Hagiya, Flute
🎹 ピアノ: 吉川由利子さん Yuriko Yoshikawa, Piano
François Couperin
Le rossignol en amour
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