🔹1曲目:
シューベルト 作曲
即興曲集 変ト長調 D 899 Op.90-3
ピアノ: 東 誠三 Seizo Azuma, piano
使用楽器:Steinway & Sons / Takagi Klavier
Schubert, Franz
4 Impromptus
3.Ges dur ,D 899,Op.90
Seizo Azuma, piano
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🔹エンディングは~
シューベルト
即興曲 Op.142-3 (冒頭)
ピアノ: 東 誠三
Schubert, Franz
Impromptu Op.142-3
Seizo Azuma, piano
使用楽器:Steinway & Sons / Takagi Klavier
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🎼 シューベルトの即興曲について:
親しみやすい旋律と自然な曲の展開が魅力の作品です。全8曲が作曲され、4曲ずつ2つの作品集(作品90・作品142)としてまとめられています。演奏時間は1曲およそ5~10分ほど。それぞれが明快な構成を持ち、音楽の流れがとても分かりやすいため、クラシックにあまり馴染みのない方でも楽しめる作品として親しまれています。
実は、即興曲(Impromptu)というタイトルは、シューベルト自身が付けたものではありません。出版社を経営していたトビアス・ハスリンガーが名付けたもので、当時は出版社が作品名を付けることも珍しくありませんでした。
1827年の作曲当時に出版されたのは第1番と第2番のみで、第3番と第4番が出版されたのは、シューベルトの死から29年後の1857年のことです。この2曲は、ハスリンガーの息子カール・ハスリンガーによって出版されましたが、なぜ出版がこれほど遅れたのか、その理由は現在も明らかになっていません。
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🎼即興曲 第3番 変ト長調 D899 Op.90-3の魅力について:
まず、この曲の最大の魅力は、何といっても美しいメロディーです。まるで歌曲を聴いているかのような歌心にあふれた旋律で、人の声が自然に歌えるような音域で書かれています。さらに、そのメロディーを包み込むように流れる右手の「連符」という細かな音型が、この作品ならではの静けさを生み出しています。絶え間なく流れる伴奏が静けさと温かさを感じさせ、聴く人を優しく包み込むような空気をつくり出しています。
また、この作品には喜びや悲しみ、切なさや安らぎといったさまざまな喜怒哀楽の感情が、無理なく自然な形で織り込まれています。そのため、どのような心境の人が聴いても、どこかに自分の気持ちと重なる瞬間を見つけることができます。これはこの曲のとても優れた点だと思います。
こうした普遍的な魅力があるからこそ、この即興曲 第3番はシューベルトのピアノ作品の中でも特に愛され、多くの人々に親しまれ続けているのでしょう。
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🎼 即興曲を作曲した頃のシューベルト:
この即興曲が作曲されたのは1827年、シューベルトが31歳で亡くなる約1年前のことです。その年の3月には、シューベルトが深く敬愛していたベートーヴェンが56歳で亡くなりました。葬儀には約2万人もの市民が参列したと伝えられており、シューベルトは棺を担ぐ一人として、その葬列に加わっています。
その後、友人たちとのある集まりで、シューベルトは「次にこの中で亡くなる人に乾杯」という意味深な言葉を口にしたという逸話が残されています。そして、その言葉どおり、約1年後に亡くなったのはシューベルト自身でした。
その場に居合わせた友人たちは、その発言にどこか不吉なものを感じたと伝えられています。当時のシューベルトは、すでに病を抱えていたと考えられており、自らの体調に不安を感じていたのかもしれません。
そうした晩年に書かれたにもかかわらず、即興曲には絶望よりも温かさや安らぎ、そして人生を静かに受け入れるような美しさが感じられます。そのことも、この作品が時代を超えて多くの人々の心を打ち続ける理由の一つなのでしょう。
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🎵 東誠三さんのコンサートのお知らせ
ボアヴェールトリオと仲間たち
日時:2026年8月16日(日)14時開演(13:30開場)
会場:八ヶ岳やまびこホール(山梨県北杜市)
毎年恒例のピアノトリオを中心とした室内楽のコンサートです。
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🎹八ヶ岳やまびこホールの常設ピアノは、ウィーンが誇る名器、ベーゼンドルファー(Bösendorfer)です。
ベーゼンドルファー インペリアル 290
世界最高峰のフルコンサートグランドピアノとして知られ、スタインウェイやヤマハ、カワイとはひと味違った魅力を持つ一台です。通常の88鍵よりも多い97鍵を備え、その豊かで深みのある低音と、美しい共鳴が織りなす唯一無二の響きは、多くのピアニストを魅了しています。