PianoWinery ~響きのクラシック~ - Fm yokohama 84.7

東 誠三氏の演奏で~

🔹1曲目:

シューベルト 

即興曲集 第2番 D 899 (ドイチュ番号)

Op.90-2 変ホ長調

Schubert, Franz 

4 Impromptus  No.2 Es-Dur Op.90-2

ピアノ: 東 誠三 Seizo Azuma, piano

使用楽器:Vintage Steinway CD368 / Takagi Klavier 

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🎼 即興曲とは:

即興曲とは、主にピアノ作品のジャンルとして知られ、しばしば見られるタイトルのひとつです。「即興」とは、思いつくままに演奏することを意味しますが、これらの作品においては、自由な発想に基づいた楽曲構成が特徴です。一定の形式にとらわれず、どのように展開していくかも含めて柔軟に書かれており、全体として幻想的で、どこか捉えどころのない不思議な雰囲気を持つことが多いジャンルです。こうした独特の空気感も、作曲家が意図的に込めている要素のひとつです。

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🎼 大作曲家のベートーヴェンを深く尊敬していた:

フランツ・シューベルトは、大作曲家のベートーヴェンを深く敬愛していました。死の直前、「ここにはベートーヴェンがいない」と語ったと伝えられています。1828年に亡くなったシューベルトは、「ベートーヴェンのそばに埋葬してほしい」という願いどおり、ウィーンのヴェーリング墓地にベートーヴェンの隣に葬られました。現在では、両者ともにウィーン中央墓地の名誉地区(32A区)に移され、隣り合って眠っています。音楽史に名を刻む二人の巨匠は、今もなお肩を並べて安らかに眠り続けています。

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♪ シューベルトの人となり:

フランツ・シューベルトは内気な性格でありながら、誰に対しても温かく接する、非常に人望の厚い人物でした。「シューベルティアーデ」(Schubertiade)と呼ばれるサロンでの小規模な音楽会を好み、親しい仲間たちと音楽を分かち合うことを大切にしていました。

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🔹エンディングは~

東誠三さんのCD ベートーヴェン 「ピアノ・ソナタ全集」より

ベートーヴェン

ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26 第1楽章

ピアノ: 東 誠三 Seizo Azuma, piano

Beethoven, Ludwig van 

Sonate für Klavier Nr.12  

1.Satz Andante con variazioni

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🎹東 誠三さんのピアノ・リサイタルのお知らせ

日時:2026年4月26日(日)14時開演

会場:東京文化会館・小ホール

今年は、前半にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、後半にフランツ・シューベルトの作品が演奏されます。

シューベルトのソナタは、まるで長編小説のように豊かな物語性を持ち、その音楽には彼の優しさがたっぷりと詰まっています。

お問い合わせ: ムジカキアラ TEL 03-6431-8186 / info@musicachiara.com

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🎹ピアノ・リサイタルに寄せて~ 東誠三さんより

今年は、前半にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、後半にフランツ・シューベルトの作品を演奏します。

本日演奏した「即興曲」は短編小説のような内容といえますが、リサイタルで弾くシューベルトのソナタは、まるで長編小説のような内容で、非常にいろいろな場面があり、音楽の移り変わりを聴いていくのが、とても楽しめるのではないかと思います。

そして、いろいろなところにシューベルトの優しさや、シューベルトがどのように音楽を感じてその美しさを表現しようとしていたのかが感じられ、わざとらしさがまったくないところが、シューベルトの音楽では際立っています。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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