今週は、ドイツのベルリン・クラシックスの日本の窓口JPT Classics から、ハーモニカ奏者・コンスタンティン・ラインフェルト(Konstantin Reinfeld)をご紹介しました。Berlin Classicsよりリリースした新作は「Merry Harmonica 」/メリー・ハーモニカ 。このポピュラーアルバムは、よく知られたクリスマス・キャロルなどが収録されています。ピアノ演奏は、ベンヤミン・ヌス(Benyamin Nuss)。
今回のインタビューでは、アルバムのコンセプトやハーモニカを始めたきっかけ、さらにハーモニカへの想いについてお話をしていただきました。
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Konstantin Reinfeld (Harmonika)
コンスタンティン・ラインフェルト(ハーモニカ)
ハンブルグ出身、世界有数のハーモニカの名手の一人です。クラシック音楽と現代音楽の両方におけるハーモニカの位置を再定義したことで知られています。ヨーロッパやアジアの国際ハーモニカフェスティバルにレギュラーゲストとして出演し、2020年ドバイ万博 (EXPO 2020 Dubai) や2025年大阪万博 (EXPO 2025 Osaka, Kansai, Japan) など、世界の主要イベントにも出演。
ヴァイマル国立歌劇場管弦楽団、北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、西ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、カールスルーエ国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ・ビッグバンドといった著名なオーケストラと共演し、ハーモニカとオーケストラのための既存のコンサート作品を演奏してきました。また、主要な音楽祭のステージにハーモニカを持ち込み、サード・ラムジャレッド、ネイサン・イースト、ヨショ・ステファンといったアーティストとコラボレーションすることで、ポップス、ジャズ、そして世界中の音楽界にハーモニカを広めてきました。
2019年には、ピアニストのベンヤミン・ヌスとのコラボレーションによる、ソリストとしての画期的な作品を称え、ドイツで最も権威のあるクラシック音楽賞であるオーパス・クラシック賞 (OPUS KLASSIK) を受賞しました。
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Benyamin Nuss (Klavier)
ベンヤミン・ヌス (ピアノ)
1989年ドイツに生まれ、国際的ジャズトロンボーン奏者の父ルートヴィヒ・ヌスの影響を受け、6歳よりピアノを、10歳から作曲を学び始める。ケルン音楽大学アーヘン校でイリヤ・シェプス教授のもとで研鑽を積み、ソリストとしてロンドン交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等と共演した。
ドイツ全土の若い音楽家が競い合うJugend Musiziert、ドイツで2005年に行われたSteinwayコンクール、2006年の国際コンクール「Prix d’Amadéo de Piano」において1位を受賞し、「Best Of NRW」に選ばれ、奨学金を受賞しドイツ各地でコンサートツアーを行ってきた。
クラシック音楽のほか、特にゲーム音楽の分野において活動の場を広げ、名門クラシック・レーベルであるドイツ・グラモフォンから、デビューアルバム「Benyamin Nuss plays Uematsu」をリリース。これはRPGゲーム「ファイナル・ファンタジー」シリーズで音楽を手がけた植松伸夫氏の作品を集めたアルバムで、世界中から熱狂的な支持を集める。
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ハーモニカとピアノによるポピュラー・アルバム メリー・ハーモニカ
コンスタンティン・ラインフェルト/ベンヤミン・ヌス
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メリー・ハーモニカ トラックリスト
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JPT Music
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