PianoWinery ~響きのクラシック~ - Fm yokohama 84.7

伊集院紀子さんの演奏で~

🔹1曲目:

エドワード・マクダウェル 

モダン組曲1番Op.10より 第1番プレリュード 

ピアノ:伊集院紀子さん Noriko Ijuin, piano

MacDowell, Edward Alexander

Erste moderne Suite Op.10, No.1

Preludium

🎵 この組曲はプレリュードや間奏曲、ラプソディなどの6曲からなる組曲で、この作品はリストが高く評価し、この曲の演奏会を数多く企画したり、ドイツ・ライプツィヒ (Leipzig) の出版社に推薦状を送ったりした作品だそうです。曲の冒頭に、幅とエネルギーをもってという指示が書いてあり、ドラマティックなオクターブから始まったあと、32分音符の疾走感とともに抒情的な主題に入ります。1881年に作曲され、1883年に初めて出版されてから、その数年置きに数回改定され、再出版されています。マクダウェルの恩師であり友人でもあったヨアヒム・ラフ(Joachim Raff) の妻に捧げられた作品です。

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🔹2曲目:

エドワード・マクダウェル 

セレナータOp.16

ピアノ:伊集院紀子さん Noriko Ijuin, piano

MacDowell, Edward Alexander

Serenata, Op.16

🎵 セレナータはイタリア語で、もともとは夜の窓辺で男性が楽器をかき鳴らしながら窓から顔を出した女性に愛を歌うような音楽だったようです。ゆったりした和音で構成された伴奏に平穏で優し気な旋律が流れていきます。中間部はやや前向きなテンポになり、変ロ長調からスタートした旋律は、嬰ヘ長調に転調して、やや鼓動が速まり期待に胸をふくらませたり、不安にかられたりしているかのような抑揚があります。そしてまた最初のテーマが戻ってきて穏やかに曲を閉じます。

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🔹エンディングは~

CD『ウクライナのピアノ作品集』(榎本智史さん、伊集院紀子さん、佐々木理之さん)より

ヴィクトル・コセンコ作曲            

3つのピアノ小品 Op.9 より

第2番 マズルカ 

Viktor Stepanovych Kosenko

3 Klavierstücke, Op. 9

No.2 Mazurka

ピアノ:伊集院紀子さん Noriko Ijuin, piano

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🎹  明日、8月25日開催 13:50 - 14:20

樋口あゆ子さんのトークコンサートのお知らせ!

詳細は下記の通りです。

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